新たな日本料理の風が吹く、LAに「麻倉」オープン

日本料理「麻倉」がアメリカに初上陸

日本料理の名店「La BOMBANCE」グループが、2月6日（木）にロサンゼルス、カリフォルニア州のサンタモニカに新たな店舗「麻倉」をオープンすることが発表されました。これまでに日本国内で培ってきた技術と創造性を生かし、アメリカの地でもその魅力を広げることに期待が寄せられています。

日本の伝統を重んじる新しい料理体験

「麻倉」は、わずか14席の小規模な店内で「OMAKASE（おまかせ）」コースのみの提供となり、一人様320ドル（税別）という価格で日本の四季を堪能できる美食体験を提供します。料理は月ごとに変わるため、訪れる度に新しい発見があることでしょう。オーナーシェフの岡元信氏は、東京都港区を拠点とする株式会社MEMEの代表でもあり、高い料理技術で知られています。彼は、日本料理の伝統を守りながらも、型にはまらない自由なアプローチで新たな料理を生み出しています。

小さな店が生む大きな感動

「麻倉」という店名には、古代からの日本の文化が込められており、麻は魔除けの植物としても知られています。その背景から、店はお客様に安全と安らぎを提供したいとの思いが込められています。また、店内の雰囲気や素材の選定、調理法に至るまで、様々な感覚を刺激する要素が取り入れられています。

岡元信シェフの情熱

岡元シェフは、新潟県で生まれ育ち、高校卒業後に料理の道へ進みました。数多くの著名な料理店での経験を経て、2004年に「La BOMBANCE」を開店し、以降10年間連続でミシュラン星を獲得する実績を誇ります。彼は、食材を通じて人と人との関係を大切にし、訪れる人々の心に残る料理を提供することを使命としています。