プリズム・テレコムが展示した次世代通信アンテナ
2026年6月10日から12日にかけて、東京・幕張メッセで開催されたInterop Tokyo 2026にて、フィンランドの通信アンテナ専門メーカーであるPrism Telecomが自社の最新技術を紹介しました。展示された製品群は、同社が強みとする空・陸・衛星統合の通信ソリューションを基盤としています。
日本市場への挑戦。
Prism Telecomは、通信市場における技術要件が非常に高い日本において、そのニーズに応えるため、多次元にわたる製品を披露しました。都市部の超高密度な通信環境や複数事業者によるインフラ整備の不足、さらには建物内での電波カバレッジの確保といった日本特有の課題を解決するためのソリューションが求められています。
同社はこれらのニーズに応えるため、以下のような革新的な通信アンテナを展示しました。
- - U6G 256TR Massive MIMOアンテナフィルタユニット(AFU):大容量の5Gシナリオに特化した設計で、超高集積化と省エネ性能の最適化を実現。
- - 3ビーム6ポートルンバーグレンズアンテナ:高精度なマルチビームカバレッジを実現し、周波数利用効率を大幅に向上。
- - 相当径0.45m Kaバンドフェーズドアレイ広帯域端末:衛星通信に求められる小型化、広帯域、高速指向追従の仕様に適合。
- - 80Gマイクロ波リンク:都市部やエッジ環境向けに超高速マイクロ波バックホールソリューションを提供。
- - 屋内CPE/屋外CPE:屋内・屋外のFWAやマルチバンド融合ネットワークに柔軟に対応。
幅広い製品展開
さらに、ブースでは新型の3セクタークラスターアンテナや、超薄型透明の無指向性屋内シーリングアンテナ、超多バンド円筒指向性アンテナが紹介され、Prismの豊富な通信製品ラインナップとカスタマイズ対応力を示しました。
これらの製品は、通信における周波数利用効率や設置の柔軟性、複数システムの統合能力にブレイクスルーをもたらし、日本の都市高密度環境や多様な通信需要に的確に対応しています。
今後の展望とパートナーシップ
Prism Telecomの担当者は、次のように述べています。「日本は非常に技術要求水準が高い通信市場です。現地の顧客が期待している最高レベルの性能と信頼性を重視しています。今回の展示は、当社の技術力を示す機会であり、日本市場への長期的貢献の姿勢を示すものです。今後は多くのパートナーとの協力関係を深め、5G及び次世代通信ネットワークの構築を共に進めていく所存です。」
Prism Telecomの概要
Prism Telecomは、通信アンテナ及びRFソリューションを専門とする企業で、フィンランドに本社を構え、ヨーロッパを中心に世界中の顧客にサービスを提供しています。高信頼性の通信インフラ製品を提供することが同社の理念であり、最新の技術を駆使して多様な通信ニーズに応える姿勢が伺えます。