40年の伝統行事が初のオンライン開催で新たな息吹を迎える

40年の伝統行事が初オンライン開催

青山学院のクリスマス・ツリー点火祭は、1977年から続く伝統行事であり、今年で40年以上の歴史を持ちます。このイベントは、イエス・キリストの降誕を祝うクリスマスを心待ちにする「アドヴェント」（待降節）のシーズンに行われ、毎年アドヴェントの前の金曜日に開催されています。

しかし、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により、初めてのオンライン形式で実施されることとなりました。これは、一年でも特別な意味を持つクリスマスを祝い、地域社会や学園の一体感を高める重要な機会です。

オンライン点火祭の詳細

2020年度の青山学院クリスマス・ツリー点火祭は、2020年11月27日（金）17時50分からの開催を予定しています。この特別なイベントは、特設ウェブサイトで当日生配信されます。視聴者は、幼稚園から大学院までの学生や院長による点火、祈祷、ハンドベル、また聖歌隊による賛美歌の演奏を楽しむことができます。

特設サイトには、点火祭の模様をはじめ、参加者の写真やポスターギャラリーも掲載される予定です。また、点火祭が終了した後からクリスマスまでの期間中には、日替わりでクリスマスにまつわる思い出やエピソードを著名人や関係者が発信する「アドヴェントカレンダー」が更新されていきます。

一体感を持って祝う

オンラインという新しい形態ではありますが、青山学院はその中心にあるクリスマスの精神やアドヴェントの重要性を心に留めつつ、幼稚園から大学院まで全学院が一つになろうとする思いを大切にしています。この瞬間に、「世の光」として生まれた救い主に思いを馳せることができるというメッセージは、変わることなく受け継がれています。

この点火祭は、参加費が無料で、特設サイトにアクセスすることで誰でも参加できます。繋がりが薄くなりがちな現代において、こうした伝統行事をオンラインで楽しむことができるのは、参加者にとっても新たな経験となるでしょう。

ぜひこの機会に、青山学院のクリスマス・ツリー点火祭に参加し、アドヴェントの喜びを感じてみてはいかがでしょうか。改めて、クリスマスの意味を深く考える大切な時間となることでしょう。