オリーブオイルの力
2015-07-03 14:55:02
オリーブオイルを日本に根付かせる「Believe in Olive Oil」キャンペーンの全貌
オリーブオイルの啓発キャンペーン、始動
インターナショナル・オリーブ・カウンシル(IOC)が、日本市場向けに「Believe in Olive Oil(オリーブオイルのちから)」という新たな啓発キャンペーンを立ち上げました。このキャンペーンは2015年7月から2016年12月までの期間にわたり、日本のオリーブオイル市場を盛り上げることを目的としています。
キャンペーンの目的と内容
このキャンペーンでは、オリーブオイルに関する情報を広く発信するため、専用のキャンペーンウェブサイトが設けられました。ここではオリーブオイルの利用法や健康効果に関する情報、さらには業界の専門家によるワークショップなども開催される予定です。特に、家庭でも簡単に楽しめるレシピコンテストや、関連イベントに参加することで、オリーブオイルの魅力を伝えていく方針です。
記者発表会での盛況な発表
キャンペーンの開始に伴い、都内で記者発表会及びレセプションが行われ、IOCのエグゼクティブ・ディレクター、ジャン=ルイ・バルジョル氏が来日し、挨拶を行いました。この特別な場には、俳優の石田純一氏と女優の相田翔子氏も参加し、オリーブオイルの可能性についてトークを交わしました。また、医療界の専門家である松生恒夫氏がオリーブオイルの健康効果について触れたため、参加者の関心が高まりました。
実際のテイスティング体験
記者発表会では、著名なオリーブオイルテイスター、長友姫世氏が参加者を対象にテイスティングを実施。異なる種類のエクストラバージン・オリーブオイルや劣化したオリーブオイルを比較し、その特徴を実際に感じてもらう貴重な機会を提供しました。さらに、日本料理つきぢ田村の三代目、田村隆氏がオリーブオイルを使用したオリジナルレシピを披露し、和食との相性の良さを実際に体験してもらいました。
アンケート調査の結果から見えた課題
キャンペーンに先立ち、IOCは「料理を比較的よくする人」を対象にしたアンケート調査を実施しました。この調査から、オリーブオイルの認知率は97.7%にもかかわらず、実際に食べる理由として最も多かったのが「健康のため」であることが明らかになりました。一方、オリーブオイルが本当に健康に良いかどうか分からないという意見も少なくなく、情報提供の重要性が浮き彫りになりました。
価格や利用法に関するフィードバック
「オリーブオイルをあまり食べない理由」には、使い方がわからない、価格が高い、和食中心の食生活であるなどの回答がありました。特に価格については、最近の円安などの影響でオリーブオイルが高騰していることも影響していると考えられます。このような状況において、オリーブオイルの効果的な使い方や料理への応用についての情報提供が急務であることが示されています。
成長が期待されるオリーブオイル市場
日本のオリーブオイル市場は年々拡大しており、その市場規模は500億円を超えるとされています。依然として伸びしろがある市場において、IOCは業界からの正しい知識と理解を深め、オリーブオイルを日本の食文化に定着させるために尽力しているのです。
結論
「Believe in Olive Oil」キャンペーンは、オリーブオイルに関する情報提供と料理への応用を通じて、日本の食卓に新たな風を吹き込むことを目指しています。オリーブオイルの魅力を感じるきっかけを提供し、多くの人々にその価値を理解してもらえることが期待されています。
会社情報
- 会社名
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インターナショナル・オリーブ・カウンシル
- 住所
- Spain, MadridPrincipe de Vergara 154
- 電話番号
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