鹿児島で関連アフリカ文化と子ども支援活動を学ぶ講演会開催

鹿児島でアフリカの文化と子ども支援活動を知ろう！

2025年3月2日（日）14:00から、鹿児島市のサンエールかごしまにて、NPO法人アラジによる無料講演会が開催されます。この講演会では、西アフリカ・シエラレオネ共和国での教育支援活動の現状や課題について、NPO法人アラジの代表である下里夢美さんが講演します。

シエラレオネの現状を知る貴重な機会

シエラレオネでは、特に女の子が若年妊娠や出産によって教育の機会を奪われるという深刻な社会問題があります。NPO法人アラジは、この問題に向き合い、電子マネーを活用した復学支援や、性教育に関する多様な取り組みを行っています。講演会では、下里さんが約10年にわたる活動を通じて得た知識や現地の最新情報をシェアし、皆さんの疑問にお答えします。

この講演の特徴は、下里さんが実際にシエラレオネを訪れて得たリアルな体験を直接聞ける点です。参加者は、具体的な活動の成果や現地の状況について、より深く理解する機会を得られるでしょう。

多文化理解の場としての重要性

講演会はシエラレオネの文化や社会的背景について知るだけでなく、日本の少子高齢化とは異なる課題を抱える国としての視点も提供します。この機会に、国際活動や異文化理解についても考えるきっかけとなれば嬉しいです。お友達やご家族、どなたでも参加できるので、ぜひ気軽にお越しください。

シエラレオネの伝統工芸「ガラ布」の展示

当日は、シエラレオネの伝統工芸品「ガラ布」も展示されます。ガラ布は、自然由来の染料を使用した素晴らしいアート作品で、色鮮やかでユニークなデザインが特徴です。下里さんの現地視察を経て、特別に許可を得て仕入れたガラ布は、環境保護活動の一環としても重要です。

さらに、ガラ布を使ったピアスも販売されます。これらの作品を購入することで、シエラレオネの文化財や現地の女性たちの自立支援に貢献できます。このような形での参加も、支援の一環となります。