求職者が望む研修
2025-01-14 10:51:16

20代の求職者が求める新人研修、そのニーズと課題とは?

最近の調査によると、20代の求職者が新人研修に望むことが注目されています。株式会社ジェイックが運営するフリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」は、20代求職者133名に対して行った「新人研修に望むこと」に関するアンケートの結果を発表しました。この調査からは、求職者が研修に求めるニーズに加え、キャリア形成の学びに対する関心の高まりが浮き彫りになりました。調査結果によれば、入社後1年以内に希望する研修の実施回数について、「入社後すぐに集中して行う」1回を希望する回答者が36.1%に対し、6割以上が「2回以上」の研修実施を希望したことがわかりました。これは、新人研修が単なる初期教育ではなく、継続的な学びの場として受け入れられつつあることを示しています。

特に、業務に必要な技術や知識の習得だけでなく、将来のライフプランやキャリア形成の考え方に対する学びを求める声が多かったのが特徴的です。「将来のライフプランやキャリア形成の考え方」を学びたいと答えた割合は58.6%に達し、上司や同僚との良好な関係づくりも49.6%と高い支持を得ています。このことから、20代の若者たちは、自身のキャリアに対して強い意識を持っていると言えるでしょう。

株式会社ジェイックの執行役員、東宮美樹氏は、この調査結果について「入社後の基礎的な研修だけでなく、新人が課題に直面しやすい時期ごとにフォローアップの研修を提供することが重要」と語ります。たとえば、配属後数か月が経つと上司や先輩、顧客との人間関係によるストレスが生じやすいことから、コミュニケーションスキル向上のための研修を行うといった工夫が求められています。そして、1年目の終盤にはキャリア研修を行うことで、2年目に向けたエンゲージメントを高めることが可能です。

さらに、調査では多くの求職者が自身のキャリア形成についての支援を求めていることが明らかになりました。年間を通じた継続的な研修により、同期との交流を持ち続けることでモチベーションも向上し、離職を防ぐ効果も期待できると言います。

最近の「キャリア自律」という言葉の広まりを受け、特に若い世代は自らのキャリアや将来像に対して強い関心を抱いています。そのため、社内の1on1ミーティングでのキャリア支援が重要視されている中、東宮氏は「社外のプロによるキャリアカウンセリングを取り入れ、より幅広い相談や情報提供をすることで、求職者の満足度を高めることが可能」と提案しています。

株式会社ジェイックは、20年以上の実績をもとに、求職者のマインド面を重視して行動変容を促す研修を提供しています。世界的に評価されている「7つの習慣®」研修や、「原田メソッド®」、「デール・カーネギー・トレーニング」など、さまざまなニーズに応じた研修プログラムが存在します。これらの研修を通じて、若い世代のキャリア形成をより支援する動きが期待されます。若者たちの希望に応える形で、企業における人的資源の育成が今後ますます重要になってくるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ジェイック
住所
東京都千代田区神田神保町1-101神保町101ビル7F(受付6F)
電話番号
03-5282-7600

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