TENDER PERSONコラボ
2023-01-13 14:00:01

若手デザイナーTENDER PERSONとTOKYO KNITのリサイクルプロジェクトが実現!

新たな形のサステナビリティ



ファッション界でのサステナブルな取り組みが進む中、注目の若手デザイナー「TENDER PERSON」とTOKYO KNITのコラボレーションが実現しました。この両者は、廃棄される裁断くずをリサイクルして、新たなファッションアイテムを生み出す「リサイクループ プロジェクト」に参加します。

TOKYO KNITの取り組み


TOKYO KNIT認証企業は、昨年のブランディング事業において、裁断くずを粉砕し、糸に再生させるプロジェクトを開始。今回、11社の新たな参加企業が増え、リサイクルに向けた意識の高まりが伺えます。これにより、製品の生産過程で出る不要材料を利用し、より環境に優しい選択がなされます。

TENDER PERSON の意欲


TENDER PERSONは、リサイクループ プロジェクトに深い共鳴を抱き、昨年のTOKYO KNIT総合展でその可能性を感じたとコメントを寄せています。彼らは、「服を作る際に出る裁断くずを使って何かできたらいいのに」という思いが、このプロジェクトのきっかけとなりました。その結果、裁断くずを再紡績した糸で製作したアイテムは、多くの好評を得ています。

今回のプロジェクトでも、異なる素材を用いて新たな挑戦を展開。反毛素材を活用し、リサイクル技術を駆使して開発したアイテムの数々を披露します。

展示会の開催とデジタル体験


このプロジェクトの成果は、2023年2月22日、23日に渋谷HIKARIE 8F『COURT & CUBE』で行われるTOKYO KNIT総合展2023にて展示されます。AR技術を利用した新たなプレゼンテーション手法も導入され、来場者はスマートフォンやARゴーグルを利用して、展示アイテムをより深く体感することが可能です。この革新的な技術を通じて、リサイクル素材から生まれたアイテムを実際に見ることができる新感覚の体験が提供される予定です。

地域への貢献


また、今回のプロジェクトを支えるのは、淡路島の廃校再生プロジェクトにも関与する増見哲株式会社です。彼らは、リサイクル素材を使用したオリジナルTシャツやパーカーを開発し、この展覧会でも専門のコーナーを設け、展示します。

ファッションの未来を見据えて


東京のニット産業は長い歴史を持ち、その中で多くのクリエイターが息づいてきました。これからも新しい素材や技術が登場し、ファッションの未来がますます多様化、進化していくことが期待されます。

TOKYO KNITとTENDER PERSONのコラボレーションは、単に商品を提供するだけでなく、環境意識高い消費者に対するメッセージでもあります。未来を見据えたサステナブルなファッションがどのように形作られていくか、今後もその行動に注目が集まります。

この取り組みが、次世代のファッション業界において重要な位置を占めることは間違いありません。

会社情報

会社名
東京ニットファッション工業組合
住所
東京都墨田区両国4-37-2TKF第1会館
電話番号
03-3633-5601

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