岡山新配送センター
2024-09-11 13:19:31

フクシマガリレイが岡山に新配送センターを建設予定、物流強化へ

フクシマガリレイ株式会社は、岡山工場に新たな配送センターを建設することを発表しました。これは、近年の物流環境の変化に対応し、さらなる成長を目指すための重要なステップです。

新たに建設される配送センターは、トラックバースや平面倉庫、立体倉庫を備え、2025年の4月に稼働が開始される予定です。岡山工場は1984年に設立され、これまで40年間にわたり業務用冷蔵庫や製氷機などの厨房関連機器を生産してきました。新配送センターは、現行の配送センターの1.5倍に相当する6,000台以上の製品を収容する能力を持つことになります。

この新センターの設計には、自動倉庫システムを導入し、4基のクレーンを設置することで入出庫能力を2倍以上に向上させる計画です。これにより、顧客の多様なニーズにより迅速かつ的確に応えることが可能になります。今回の取り組みは、フクシマガリレイが掲げる「食といのちの未来を拓く」という企業理念を実現に向けた一環でもあり、物流の効率化と中長期的な企業価値の向上を目指しています。

配送センター立地の勝田郡勝央町は、岡山第二工場に隣接しており、業務用冷凍冷蔵庫や冷凍機器の生産を効率的に行うには最適な場所と言えるでしょう。

建設計画の具体的な概要は以下の通りです。名は「岡山配送センター」とし、敷地面積は約17,000㎡を見込んでいます。また、今回のプロジェクトに掛かる投資額は約30億円と見込まれ、2024年8月には着工し、2025年4月に竣工する予定です。

フクシマガリレイ株式会社は、2023年度から2025年度の3年間で約208億円を投資し、さらなる成長を期しています。会社本社は大阪市西淀川区にあり、1951年に設立されました。企業は業務用冷凍冷蔵庫を中心とした様々な機器の製造・販売を行い、売上高は連結で1,158億円に上ります。このような成長を支えるために、岡山工場の物流体制を一新する新配送センターが期待されています。

今後の取り組みとして、持続可能な社会の実現に向けての活動にも力を入れており、企業の成長と共に社会貢献を果たすことを目指しています。新しい時代に向けたフクシマガリレイの取り組みに、今後も注目が集まります。


画像1

会社情報

会社名
フクシマガリレイ株式会社
住所
大阪市西淀川区竹島2-6-18
電話番号
06-6477-2011

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。