地方旅館を支援するHinotoriが新たに挑戦
東京都渋谷区に拠点を置く株式会社Hinotoriが、地方の旅館を支援するためにクラウドファンディングを開始します。今回のプロジェクトは、2024年11月30日から2025年1月31日の期間で行われ、目標金額は350万円です。この取り組みを通じて、地域の「まごころ」を大切にしながら、観光業を盛り上げることを目指しています。
Hinotoriの理念とミッション
Hinotoriは、地方旅館が抱える集客の問題を解決するためにマーケティングコンサルティングを行っています。旅館の個性や魅力を引き出し、それを宿泊客にしっかりと伝えるお手伝いをしています。特に、薄利多売の時代において、高品質のサービスを持ちながら集客に苦しむ旅館が増えている中、Hinotoriは地方の旅館の活性化を使命としています。
観光業界は、オーバーツーリズムと地方旅館の経営困難という二重の側面を抱えています。2018年には全国の旅館数が42%減少し、数多くの宿が廃業の危機に直面しています。この現状を受けて、Hinotoriは「まごころが報われる観光業界」を実現するために立ち上がりました。
Hinotoriの事業内容
Hinotoriが提供しているサービスは大きく分けて3つです。まずは、
写真撮影・動画制作です。観光業でのプロのカメラマンが地域の旅館や観光スポットを撮影し、インタビュー映像やPVを制作します。これまで約40軒の旅館を対象に、インタビューを通じて宿主の想いを引き出しています。
次に、
メディア運営です。Hinotoriの運営するメディア「まごころ」では、地域の魅力や旅館の特色を発信し、多様な旅行プランを提案しています。特に、公式インスタグラムでは縦型ショート動画を配信し、新たな旅行の魅力を掘り下げています。
最後に、
旅館・地域観光コンサルティングです。広告運用やSNS運用を通じて、各旅館の魅力を最大限に引き出し、効果的な集客戦略を提供しています。
クラウドファンディング実施の背景
Hinotoriがクラウドファンディングに挑戦する理由は、地方旅館の魅力をより多くの人々に伝えるためです。直接取材を行うことで、宿の「まごころ」を感じ、そこから生まれるストーリーを届けることを重視しています。
現在、一つの地域への取材には約30万円の費用がかかりますが、これを個人や企業の支援によって充実させたいと考えています。予算が増えれば、さらなるプロジェクトの立ち上げにつなげることも可能です。
具体的な資金用途
集めた資金は、主に以下の用途に使われます。
- - 地方旅館へのインタビュー取材のための交通・撮影費
- - 制作した動画や記事コンテンツの制作費
- - 各種SNSプラットフォームの強化費用
- - 新事業のマーケティング費用
- - 地域観光のマーケティング支援活動に必要な費用
返礼品も充実
クラウドファンディングを通じての支援に対するお礼として、Hinotoriオリジナルのデザイン商品や宿泊割引券など、多彩なリターンを用意しています。特に、地域旅館を通じての交流や体験を重視した返礼品が多数揃っています。
Hinotoriは、地域の旅館や観光地が抱える苦境を逆転させ、「まごころ」が報われる観光業界を実現するために、皆さまの温かい支援をお待ちしています。
クラウドファンディングの詳細は、こちらのリンクからご覧ください:
CAMPFIREクラファンページ