福島氏が代表就任
2022-07-07 15:00:08
Medallia日本法人に新たに福島徹氏が代表就任、体験管理の強化へ
Medallia日本法人代表に福島徹氏就任、体験管理を推進
2001年にアメリカで設立されたMedallia株式会社は、20年以上にわたり世界中の企業や公的機関の顧客体験(CX)を支援してきました。この度、日本法人の新代表に福島徹氏が就任することが発表され、今後の成長戦略が注目されています。
Medalliaの特長と日本市場への影響
顧客体験をビジネス戦略の中心に置く企業にとって、統一されたブランド体験の提供は重要な課題です。Medalliaの提供するソリューションは、顧客からのフィードバックや行動履歴などの体験シグナルを一元管理・分析し、適切なアクションを組織内で促進します。
福島氏の就任は、特に日本市場での成長戦略を一層強化するものとされています。Medalliaの日本法人は、設立以来、自動車、電気通信、小売、金融サービスといった様々な業界に顧客基盤を広げてきました。日本市場には特有の文化があり、「おもてなし」の精神が根付いています。この背景を生かし、デジタル技術を駆使してより優れた体験価値を提供することが期待されています。
福島徹氏のメッセージと経歴
福島氏は就任に際して、以下のようなメッセージを述べています。「日本は高いレベルの体験価値を求める市場であり、我々の技術を活かして全社的に優れた体験を提供することが重要です。私たちの目指す体験価値の向上は、日本経済の回復にも寄与する」と強調しました。
福島氏は、富士銀行を経て共同通信社で営業マネジメントに携わり、その後もさまざまな企業での経験を積んできました。彼の豊富な経験は、Medalliaが日本市場でさらなるリーダーシップを発揮するための大きな資産となるでしょう。
三浦デニース氏の期待
アジアパシフィックバイスプレジデントの三浦デニース氏は、福島氏の加入を喜ぶと共に、「顧客の声に耳を傾け、変化するニーズに対応することがこれからのビジネスには必須で、福島氏の専門知識が日本事業の強化につながると考えている」と期待を寄せています。
Medalliaの技術力と今後の展開
Medalliaは、受賞歴のある体験管理プラットフォーム「Medallia Experience Cloud」を通じて、顧客や従業員、公共サービス利用者の体験を理解し、管理するリーダーとしての地位を確立しています。このプラットフォームは、日常の顧客体験のシグナルを収集し、独自のAI技術でアクションにつながるインサイトを提供します。これにより、顧客のロイヤルティ向上に向けた具体的な施策を実現します。
今後、福島氏のリーダーシップの下、Medalliaは日本市場での活動を深め、顧客体験の向上を図ることで、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める支援を強化する意向です。日本企業との関係性を一層強化し、新たなエコシステムの構築をめざしていくことが求められています。
Medalliaは今後も、「おもてなし」の精神を根幹に、日本市場における体験管理のリーダーとしての役割を果たしていくことでしょう。私たちはその進展に期待したいと思います。
会社情報
- 会社名
-
Medallia株式会社
- 住所
- 中央区京橋2-2-1京橋エドグラン 26階
- 電話番号
-