日本初上陸のアナログシンセ「Synth-a-Sette」
株式会社銀座十字屋のディリゲント事業部が、米国バージニア州の楽器メーカーMicroKitsの製品を日本で初めて取り扱います。その第一弾として、ポケットサイズのアナログシンセサイザー「Synth-a-Sette(シンサセット)」が2025年7月18日(金)から発売されます。これにより、日本の音楽愛好者や教育関係者にも新たな体験を提供することになるでしょう。
斬新なデザインと機能性
「Synth-a-Sette」は、カセットテープを模したユニークなデザインが特徴です。これに加え、本格的なアナログシンセ回路を搭載しており、身近なアイテムを楽器として使えるのも特筆すべき点です。導電性素材を利用することで、文房具や果物など、様々なものから音楽を創り出すことができます。このような革新性は、音楽と科学を結びつける教育ツールとしても注目されています。
STEM教育への貢献
「Synth-a-Sette」は、STEM(科学、技術、工学、数学)教育に最適なアイテムです。この製品を使えば、夏休みの自由研究や学習活動の一環として、電気の基本的な仕組みを楽しみながら学ぶことができます。自分自身で楽器を作るという過程を通じて、創造力や探究心も育まれます。
細部にもこだわった設計
「Synth-a-Sette」は、全ての電子部品が見える基板デザインが施されており、アナログ回路にこだわったシンセサイザーです。コンピュータ・プログラムを使用せず、シンプルな構造でありながらも、音楽体験を提供できます。この設計により、電子工作や回路の基礎知識を楽しく学ぶことができるのです。
創造の楽しみを体感
特に面白いのは、バナナなどの食材をつないで音を出すことができるタッチパッド機能です。これにより、どんな素材が音を出すのかを試したり、回路のつながりを理解する楽しさを体験できます。製品にはワニ口クリップが付属しており、ユーザーが自由に楽器を“発明”することを支援、音楽創作の可能性が広がります。
誰でも使えるシンプルさ
必要なものはすべてカセットケースの中に収められており、単4電池を入れるだけですぐに演奏が開始できます。13個のタッチキーに加え、オクターブアップパッドも搭載しており、2オクターブ分の音域も楽しめます。ビブラートスイッチや音量調整機能も備えられ、演奏の幅が広がります。
小さなシンセで無限の可能性
「Synth-a-Sette」は、アナログシンセに触れたい、あるいは自分だけの楽器を発明したいというすべての人に向けた新しいクリエイティブツールです。身の回りのものが楽器に早変わりするという驚きの体験を通じて、音楽や電子の仕組みを遊びながら学ぶことができるのです。
製品情報
- - ブランド名: MicroKits(マイクロキッツ)
- - 商品名: Synth-a-Sette(シンサセット)
- - 希望小売価格: 9,900円(税込)
- - 発売日: 2025年7月18日
- - 対象年齢: 8歳以上
この新しいアナログシンセサイザーは、単なる楽器としてだけでなく、教育的側面も兼ね備えており、幅広い層に受け入れられることでしょう。