革工房の挑戦
2022-08-05 09:00:03

社会復帰を目指すクリエイターを応援する革工房の新たな挑戦

社会復帰を目指すクリエイターを応援する革工房の新たな挑戦



革工房が新たにクラウドファンディングを開始し、社会復帰を目指すクリエイターたちを支援しようとしています。このプロジェクトは、特に子育て世代や独立を希望するクリエイターに焦点を当てています。目標は240万円で、達成なると新たな雇用が生まれ、また事務所の移転も可能となります。さらにサポートが続けば、もう一人の雇用の拡大も目指せます。

背景にある思い


全てのプロジェクトには背景があります。この革工房のプロジェクトもその例外ではありません。近年の働き方改革が強調される中、多くの方が直面する課題、すなわち職場のストレスや勤務時間、労働基準法への適用に苦しんでいます。特に代表者自身は、精神的な不調に悩まされ、社会復帰が容易ではないことを実感しました。その経験があったからこそ、同じような悩みを持つ方々を支援したいという思いが生まれたのです。

具体的な取り組み


このプロジェクトでは、『人に優しいはたらき方』の実践が重要視されています。具体的には、以下のような働き方が提案されています。

  • - 週休3日制
  • - フレックスタイム制(9時~13時の間)
  • - 1ヶ月のバカンス休暇
  • - 月間の製作ノルマ達成後は自由な製作や休暇を用意

これにより、特に病気から復帰を目指す方々や、未就学児を抱える親にとって働きやすい環境が生まれます。さらに、職場における性差を意識せず、個々人が本当にやりたいことができる環境を目指しています。「女性が輝く」という言葉には反対し、全ての人がそれぞれの価値を発揮できる社会に向けた施策です。

なぜ革工房か


革工房がこのプロジェクトの拠点である理由は、代表者自身が長年にわたり革細工に関わってきたことに起因しています。この分野では過度に密なコミュニケーションを必要とせず、ルーチンの中で自分のペースで取り組むことができるため、働く環境として非常に理想的です。

発信の重要性


ただ働いているだけではなく、社会に『人に優しいはたらき方』を広めたいという意志も強く持っています。発信方法は多岐にわたり、SHOWROOMやTwitter、YouTubeなどを通じて活動を広めていく考えです。また、革製品とそれにまつわるサステナビリティにフォーカスしたワークショップも開催し、より多くの人々とつながることを目指します。

未来を見据えて


このクラウドファンディングは革工房が新たに歩み始める第一歩に過ぎません。今後は、飲食業や学習塾の運営、アウトソーシングなど、多様な業種へと展開し『人に優しいはたらき方』の理念を広げる予定です。

私たちの挑戦に賛同してくださる方々の温かいサポートを心よりお願い申し上げます。希望のある未来、より良い社会の実現に向けて一緒に歩んでいきましょう。

会社情報

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創造探研社
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