新たなブランディングメソッド「YeLLOWS」の誕生
2025年11月、株式会社アドハウスパブリック(新潟市中央区、代表取締役:関本 大輔)は、企業ブランディング手法を体系化し、新たなブランディングメソッド「YeLLOWS」をリリースしました。このプログラムは、企業内に潜む“モヤモヤ”を整理し、チームの力を引き出すことを目的としています。
「YeLLOWS」とは
「YeLLOWS」は、従業員同士の関係性や企業の理念、ビジョンを整理し、それに基づいてデザインや広報戦略を組み合わせることで、社員が自社の理念を共有しやすくすることを目指します。企業の特性や目的に応じて、理念づくりからデザイン制作、新規事業開発までを自由に組み合わせることができる“伴走型”の総合的なブランディングサービスです。
現在の企業環境の課題
近年、企業はさまざまな課題に直面しています。「求人を出しても人が集まらない」「売上が伸びない」といった悩みは多くの企業が抱えている現実です。特に、コロナウイルスの影響でリモートワークが普及し、従業員同士のつながりが減少したことが、仕事の意欲低下に繋がっているとも言われています。企業が次の成長へ進むためには、社員と経営者が同じ方向を見て、企業の“らしさ”を見つめ直す必要があります。
「YeLLOWS」の特徴
「YeLLOWS」は、社内の意識改革と社外への発信を一貫した流れとして整えるアプローチをしています。まずは社内の人間関係を構築し、その後それを外部へ伝えることで、企業全体のメッセージを強固なものにします。これにより、社員が企業の理念に共感し、信頼を伝えられるようになります。
チーム全体が参画する状態を作り上げ、社内の心理的安全性を高めることも、「YeLLOWS」の特徴です。チームコーチングを活用することで、従業員が積極的に参加できる環境を整えます。
アドハウスパブリックは、過去に7000人以上、200社以上の企業と連携し、さまざまなブランド開発に取り組んできました。その結果、確かなノウハウと経験が蓄積され、企業の課題解決につながっています。
「YeLLOWS」は、単に提案するだけでなく、その後の実行が伴うようしっかりとサポートを行います。企業が自らのブランドを体現できるよう、実際の行動に落とし込むことが鍵となります。
ケーススタディ
アドハウスパブリックは、「YeLLOWS」導入を通じて企業のブランド価値を向上させてきました。たとえば、パナソニック インダストリー株式会社では、社内変革プロジェクトを支援した結果、社員の協力姿勢が31%向上し、意識改革が進みました。
また、朝日酒造株式会社では、フラッグシップストアの立ち上げを支援し、若いファン層の開拓を成功させました。さらに、越後雪室屋では、地域資源を活かした共同ブランドの設立を通じて、地域活性化を実現しました。
代表の想い
「YeLLOWS」は、企業の“モヤモヤ”を解消し、次のステージへ導くためのメソッドです。代表の関本氏は、「もっと働く人が自分らしく力を発揮し、共通の目標に向かって進む職場を作ることがこのメソッドの目指すところ」と語っています。
おわりに
企業は、自社の強みを再発見し、チームで一つにまとまることが求められています。「YeLLOWS」は、そのための強力なツールとなるでしょう。アドハウスパブリックは、今後もこのメソッドを全国に広げ、より多くの企業と共に自分たちらしい強みを引き出していきたいと考えています。