複数企業が手を組み新たなデジタルサービスへ、業務提携契約を正式締結

複数企業の連携による新たなサービス展開の期待

2024年9月20日、株式会社NDS（No.1デジタルソリューション）は、株式会社デジタル・コネクトおよび其のグループ企業である株式会社Blue Tiger Consulting（BTC）と業務提携契約を正式に締結した。この提携により、NDSのデジタル技術力とデジタル・コネクトのコンサルティング能力を組み合わせ、新たなデジタルトランスフォーメーション（DX）事業を推進する。ここでは、この提携の目的や内容について具体的に掘り下げていこう。

業務提携の背景

NDSは本社を東京都千代田区に持ち、WEBソリューションやクラウドソリューション、宿泊DXサービスなど多岐にわたるデジタルサービスを提供している。中央区に本社を構えるデジタル・コネクトは、特に法人顧客向けに豊富なコンサルティングサービスを展開しており、様々な業種でのデジタル戦略の強化を支援している。

NDSはこれまで、大規模なクラウドサービス「digiteras®」を提供してきたが、この度の業務提携は、ERPシステムの導入を含む新たな市場へ参入する一歩となる。特にデジタル・コネクトの持つ大手顧客とのネットワークは、NDSにとっての大きなアドバンテージとなるもようだ。

提携の具体的な内容

今回の提携契約の中心は、ERPシステムのクラウドでの構築支援や運用代行サービスを展開することにある。デジタル・コネクトの顧客層である金融、製造、流通業の企業に対して、NDSは自社のクラウドサービスを通じ、より高品質なITインフラを提供していく。

特に、BTCがパートナーとして携わり、ERPシステムの導入やデータ移行、運用についても支援することで、より総合的なソリューションを企業に届ける。

各社の専門性を活かしたクロスオーバーなアプローチにより、企業のIT基盤を強固にし、DXの恩恵を受けられる環境を構築していくことが目指される。

各社の役割と展望

NDSは、オラクル社のインフラを活用した高水準のクラウドサービスを提供し、デジタル・コネクトはその専門性を活かして企業戦略やデジタル戦略を強化する。一方、BTCは多数の導入実績を持つ技術力で、各企業のシステム導入を担保する。

このように、各社が持つ強みを掛け合わせ、さらなる高品質なサービスの提供に向けて取り組むことで、業界全体の競争力向上も期待される。

まとめ

業務提携契約の締結は、各社にとって新たなビジネスチャンスを創出するものとなります。この業務提携により、NDSとそのグループ企業は、新たなDX事業を通じて、より多くの企業に精度の高いデジタルサービスを提供することを目指す。

デジタル技術の進化が加速する中で、各社が連携しあってより高効率なサービスを生み出すことは、今後の企業競争においてますます重要となっていくと考えられる。今後の動向に期待したい。