演劇の新たな舞台へ:『コクーン アクターズ スタジオ』第3期生募集!
演劇を学ぶ熱意あふれる若者たちへ、新たなチャンスが登場しました。2024年4月にスタートする「コクーン アクターズ スタジオ」では、第3期生を2026年度に向けて募集中です。このスタジオは、Bunkamuraシアターコクーンの芸術監督である松尾スズキが監修した、若手演劇人のための学びの場です。
開校の背景と目的
演劇界の未来を担う存在を育成するために設立された「コクーン アクターズ スタジオ」。松尾スズキをはじめとする有名講師が、演技だけでなく、歌、ダンス、パントマイム、時代劇の所作といった多岐にわたる技能を、実践と発表を通じて指導します。この1年間のプログラムを経ることで、受講生は演劇に必要なスキルを総合的に習得できる機会を得るのです。
カリキュラムの特色
このスタジオのカリキュラムは、ただの演技レッスンにとどまりません。基礎的な発声練習から身体表現、さらには創作と発表までを組み合わせ、参加者は自らのボキャブラリーを広げていきます。特に注目すべきは、松尾スズキが特別に書き下ろしたオリジナル作品『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』を上演する発表公演です。ここで受講生たちは自身の成長を実感し、観客の前で演技力を試す貴重な機会を得ます。
プロの現場を体験するチャンス
受講生には、コクーンプロデュース公演の制作現場を見学する機会や、オーディションへの参加のチャンスも提供されます。これにより、リアルな現場での体験を通じて、より深い学びが得られるでしょう。さらに、特別ワークショップも予定されており、有名なゲスト講師から直に指導を受けられる可能性もあります。
募集の詳細
第3期生の募集は、2023年8月中旬から開始予定です。応募資格は18歳から26歳で、演技経験や劇団の所属の有無は問いません。選考は2段階に分かれ、1次審査には動画や書類の提出が求められ、その後、通過者には2次の対面オーディションが行われます。受講生の募集人数は約20名程度で、厳正な選考プロセスが行われます。
レッスンは2026年4月から9月まで行われ、稽古と発表公演は10月から12月に予定されています。レッスンは週3回で、渋谷および都内近郊のスタジオで行われるため、アクセスも良好です。
レッスン見学会の実施
実際のレッスンの内容を知る絶好の機会として、見学会も同時に行われます。興味のある方はぜひ参加して、演劇の魅力に直接触れてみてはいかがでしょうか。見学会は数回に分けて実施され、参加は無料ですが、応募資格を満たすことが必要です。
未来を感じるこの場所で
「コクーン アクターズ スタジオ」は、ただ演技を学ぶだけでなく、未来の演劇界を創り上げるための人材を育成する場所です。多様なバックグラウンドを持つ若者たちが集まり、自分自身の可能性を見つけ出すきっかけとなることでしょう。演劇に興味がある方は、ぜひこの機会を逃さずに、自分の新しいスタートを切ってみてください。