GAテクノロジーズ、オリックス銀行との提携強化で不動産投資市場の拡大目指す！第三者割当増資で更なる事業成長へ

不動産テック企業の株式会社GA technologies（以下、GAテクノロジーズ）は、2024年6月28日にオリックス銀行株式会社（以下、オリックス銀行）との間で、株式引受契約を締結し、第三者割当増資を実施することを発表した。

GAテクノロジーズは、2013年の創業以来、「テクノロジー×イノベーションで、⼈々に感動を⽣む世界のトップ企業を創る。」という理念のもと、AIやRPAなどの技術を活用し、業務効率化やオンライン化を進めてきた。その結果、グロース市場で3年連続でデジタルトランスフォーメーション銘柄に選定されるなど、アナログ産業におけるDX推進で高い評価を得ている。

同社が展開するネット不動産投資サービスブランド「RENOSY（リノシー）」は、不動産投資の検討から購入、管理、売却までをオンライン中心に提供し、中古マンション投資における販売実績で5年連続全国No.1を獲得している。さらに、日本国内だけでなく海外事業にも積極的に進出し、現在6つの国と地域に53拠点を展開している。

一方、オリックス銀行は投資用不動産ローンを主力事業とし、長年の経験とノウハウを持つ。個人投資家の不動産投資ニーズを支え、単身者向けマンションを中心とした市場の拡大をけん引してきた。また、サステナビリティを重視した経営を行い、社会に貢献する銀行として成長を目指している。

両社は2017年から投資用不動産ローンで提携しており、良好なパートナーシップを築いてきた。今回の第三者割当増資により、従来のコンパクトマンションへの投資用不動産ローンだけでなく、アパートやプレミアム物件など、商品ラインアップを拡充する。さらに、新規顧客層の開拓や提携ローンの開発を行い、顧客獲得の最大化を目指す。

GAテクノロジーズは、今回の増資でオリックス銀行から140,800株の普通株式を取得する。この資本提携を通じて、両社の強みを生かしたサービスを開発し、不動産投資市場の拡大を目指していく。

今回の提携は、政府主導の資産形成推進政策の中で、不動産での資産形成に対する関心が高まっている状況を受けて行われた。GAテクノロジーズとオリックス銀行は、それぞれが持つ強みを融合することで、顧客に新たな価値を提供し、不動産投資市場の更なる発展に貢献していくことを目指す。