新しいお花見のスタイルを提案する「NEO OHANAMI」
2025年3月28日から30日の3日間、渋谷サクラステージで開催される「NEO OHANAMI by MOTTAINAIグルマンFes 2025」は、廃棄される運命にあるロスフラワーをテーマにした新しい形のお花見イベントです。本イベントは、毎日新聞社とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が共同で主催し、地域の文化と環境問題への意識を高めることを目的としています。
イベントのコンセプト
「MOTTAINAI」をテーマに据え、従来のお花見の概念を覆す新たな体験を提供します。渋谷区桜丘で行われるしぶやさくらまつりとの連携を図り、参加者には新しい価値を見出す機会を提供します。特に、食と環境に配慮した活動を通じたサステナブルな取り組みを推進し、第1弾の「MOTTAINAIグルマンFes」を引き継いだ形で、花をテーマにした特別な体験を届けます。
「もったいない」という言葉の持つネガティブなイメージから、これまでにない商品や体験を生み出すことを目指します。そして、サステナビリティを「制約」ではなく「創造」に昇華させる新しいスタイルのお花見を通じて、誰でも参加できる環境活動の楽しさを体感できる場を提供します。
MOTTAINAIの理念
「MOTTAINAI」は、環境問題に取り組む日本の言葉として、ナイジェリア出身のワンガリ・マータイさんがノーベル平和賞を受賞した際に広まったものです。この言葉には、資源へのリスペクトが込められており、持続可能な社会を目指すための象徴的なメッセージが込められています。今回のイベントでは、この理念を基にした様々なプログラムが展開されます。
注目のイベント内容
1. サステナブルマーケット
渋谷サクラステージにおいて、環境に配慮した食品の販売やアップサイクルワークショップが行われます。特に、大学生の団体によるフードロスを活用したホットドッグや、ウクライナの伝統料理ボルシチなど、環境と食文化を融合させたメニューが提供されます。さらに、クラフト体験やエシカルドリンクの販売も行われ、訪れる人々が日常的に取り入れやすいサステナブルな選択肢を提案します。
2. ステージパフォーマンス
ステージでは、様々なパフォーマンスが行われ、来場者を魅了します。特に注目すべきは、エアダンスユニットのAIRFOOTWORKSによる特別プログラム「floating 0.1」で、幻想的な舞踏が展開されます。このステージでは、桜の花びらのように軽やかに舞い、来場者に春を感じさせるパフォーマンスが繰り広げられます。
3. ロスフラワーを使った体験
来場者が参加できる体験コンテンツとして、ロスフラワーを活用したモニュメントが設置されます。参加者はノベルティとして一輪のロスフラワーをもらい、共同で一つのアート作品を育てる体験を楽しむことができます。これにより、花の美しさを再認識しながら、MOTTAINAIの精神を体感します。
開催情報
「NEO OHANAMI by MOTTAINAIグルマンFes 2025」は、渋谷サクラステージにて、2025年3月28日から30日まで、毎日11:00から20:00まで開催されます。想定来場者数は約1万人で、出店する店舗やパフォーマンスも多岐にわたります。地域の春の祭り「しぶやさくらまつり2025」とも連携し、活気あふれるイベントとなることを目指しています。
この新たなお花見の形を通じて、参加者は楽しく、かつ持続可能な社会への意識を高めることができるでしょう。ぜひ、皆さんもお越しください。