多様性を融合した新オフィス「スイテ田町」の開発開始

スイテ田町の魅力に迫る

阪急阪神不動産株式会社が2023年10月から展開を始めた中規模オフィスシリーズ「SUITE（スイテ）」の第4号物件、スイテ田町がついに着工します。このプロジェクトは、2027年春の竣工が予定されており、オフィス業界に新たな風を吹き込むことでしょう。

立地の魅力

スイテ田町は、都営地下鉄の三田駅やJRの田町駅からのアクセスが非常に良好で、第一京浜にも面しているため視認性が高いのが特長です。この戦略的な位置は、多様な業種や産学連携の拠点が集まるエリアとしての強みを持っています。これにより、スイテ田町は多面的な機能を持つ、新しい形のオフィスビルを実現しようとしています。

開発コンセプト『多面性の合流点』

このオフィスの開発コンセプトは『多面性の合流点』です。外観はクラシカルな中にモダンな要素を取り入れたデザインとなっており、3つの異なる道路に接することで、各接道面ごとにユニークなファサードを演出しています。これにより、外部からの視認性の高さを確保しつつ、入居企業にとってアイデンティティを反映できるスペースを提供することを目指しています。

フルセットアップオフィスと「Your Space」

本物件では、コクヨ株式会社と連携し、全フロアにフルセットアップオフィスを導入します。これにより、会議室や受付、Office什器が予め設置された、即戦力となるオフィス空間が実現します。また、入居企業のニーズに応じて「Your Space」としてカスタマイズ可能なプランも用意され、利用者は3つの異なるスタイルから選択できるようになっています。

上質なエントランスと屋上テラス

入居者が顧客と待ち合わせやソロワークを行える専用のカウンターやソファ席を備えたエントランスホールも魅力の一つです。また、テナント専用の貸会議室やゆったりとしたスペースは多様な活用方法を提供し、快適な業務環境をサポートします。

さらに、屋上にはワーカー専用のテラスが設けられ、豊かな景観を楽しめるスペースとなっており、東京タワーを望みながら作業できる快適なワークスペースを提供しています。アイデンティティが求められる現代の仕事において、スイテ田町は「働く」と「憩う」双方のニーズに応えることに力を入れています。

施設概要の詳細

本物件の所在地は東京都港区芝5丁目213番13です。建物は鉄骨造で地上13階、敷地面積は約540平方メートル、延床面積は約4,160平方メートルとなる予定です。また、各階の面積は約320平方メートル（約96坪）であり、事務所用途により設計されています。設計・監理は株式会社長谷建築設計事務所やコクヨ株式会社が担当し、施工は鍜治田工務店が行います。

今後の展望

阪急阪神不動産は、スイテ田町の開発を通じて中規模オフィス事業をさらに推進し、地域経済やビジネスに貢献することを目指しています。場所を選ばず多様な機能が集まるこの新しいオフィスは、企業の成長と働く人々の充実した生活をサポートする重要な拠点となるでしょう。今後の動向が楽しみです。

詳しくは公式ホームページをご覧ください：スイテ田町公式HP