函館市電運転ゲーム『TRAMCITY』が新たな運転区間を追加、リアリティ向上へ

函館市電運転ゲーム『TRAMCITY HAKODATE』の最新アップデート

株式会社トラムワークスは、人気の運転シミュレーションゲーム『TRAMCITY HAKODATE』をさらに進化させるアップデートを実施しました。今回のバージョン1.2.7では、新たに十字街～谷地頭間の運転区間が追加され、プレイヤーに新たな挑戦を提供しています。

アップデートの概要

新しい運転区間には、函館市電で最も勾配が急なセクションが含まれており、運転技術が試されるシナリオが追加されています。プレイヤーは、

- 昭和橋から谷地頭
- 谷地頭から昭和橋

といった運行体験を通じて、急勾配における電車の操作を学び、より高度なスキルを身につけることが求められます。

リアリティの追求

そのほか、今回のアップデートでは運転体験のリアル感を高めるために線路の3DCGモデルが刷新され、光の反射を再現した新しいビジュアルも採用されています。また、天候表現の改良により、快晴、曇り、霧などの気象条件がランダムに変化し、より多彩な運転シチュエーションが楽しめるようになりました。

更新された線路の3Dモデルが描く美しい光の反射には、特に注目です。プレイヤーは、リアルな運転体験を通じて、函館市電の魅力を存分に味わうことができます。

今後のアップデート予定

トラムワークスは、今後のアップデートにも力を入れており、以下のような新機能が計画されています：

- 3000形、9600形などの運転車両の追加
- macOSへの対応
- 降雨や降雪といった天候要素の追加
- 夜間ダイヤの導入

これにより、ゲームの内容がさらに充実し、プレイヤーにとって魅力的な体験が提供される見込みです。

イベント情報

なお、トラムワークスは2023年5月5日に函館市地域交流まちづくりセンターで開催される「NT函館 2025」に出展予定です。この日には、TRAMCITY HAKODATEの最新版を体験することができ、開発中の運転用コントローラーも試遊できる機会があります。これにより、ファンの皆様が新しい機能や実際の操作感を体験し、直接フィードバックを得ることが期待されています。

公式情報と今後の展望

『TRAMCITY HAKODATE』は、函館市電を舞台にしたWindows 64bit向けの路面電車運転ゲームで、プレイヤーは運転士として電車を正確に運行し、乗客を無事目的地へと送り届けます。現在、早期アクセス版として開発中のバージョンが販売中です。トラムワークスは今後も、ユーザーからの意見を参考にしながら、さらなる完成度の向上を目指していくとのことです。

詳細はこちらの販売サイトをご覧ください。函館市企業局交通部の認可を受けた商品です。

このような進化を遂げる『TRAMCITY HAKODATE』のさらなる発展に期待が高まります。