シェルパ・アンド・カンパニー、リブランディングの発表
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、2024年9月5日に設立5周年を迎え、企業全体のイメージや理念を刷新するコーポレートリブランディングを発表しました。この取り組みは、サステナビリティを重視する現代のビジネス環境において、企業の役割と価値を再定義することが目的です。
リブランディングの背景
シェルパは2019年に設立され、設立以来急速な成長を遂げました。2021年にはニュースメディア「ESG Journal Japan」を立ち上げ、翌年には企業向けのESG情報開示支援クラウド「SmartESG」を提供開始しました。このサービスは、企業の業務負担を軽減するための重要なソリューションとして位置付けられ、導入企業の総時価総額は2024年初めには100兆円を超えました。また、従業員数も過去1年間で3倍に増加し、2023年末には京都市に関西拠点を新設しました。このような背景から、シェルパは企業のサステナビリティ経営を支援する体制を全国規模で構築しています。
新たな企業理念の策定
近年、サステナビリティやESGに関する情報開示の規範が整備され、国内の市場が急成長しています。シェルパは設立5周年を機に、自社の企業価値向上に向けた新たな「サステナビリティ・データプラットフォーム」としての役割と価値を再確認しました。これを踏まえ、以下の新企業理念を策定しました。
経営ビジョン
「利益とサステナビリティが融合する世界を実現する」
企業がただ利益を追求するのではなく、環境や社会の持続可能性を考慮した経営を行う必要性が高まっています。シェルパは、非財務情報を可視化し企業価値に変える仕組みを構築し、サステナブルな経済の道を切り開く役割を果たします。
ミッション
「非財務情報のポテンシャルを開放する」
経済合理性とサステナビリティの両立は困難ですが、シェルパは最新のテクノロジーとESG専門知識を活用し、企業や社会の持続的な繁栄へ向けた道を開いていきます。
コアバリューの刷新
シェルパの組織としての価値観も刷新され、次の5つのコアバリューが定められました。
1.
Go Higher - 挑戦を重視し、個々が高みを目指します。
2.
Integrity First - 誠実さを大切にし、すべてのステークホルダーに誠実に接します。
3.
Collective Pioneers - 新たな領域を切り開くパイオニア集団としての誇りを持ちます。
4.
Respectful Team - 敬意を持ち、互いを誇りに思えるチームを作ります。
5.
Fast & Creative - スピード感を持って新しい未来を創造します。
代表の杉本淳氏は、「過去5年間の拡大への感謝の気持ちを忘れず、今後は主力事業であるESG情報開示支援のプラットフォームをさらに拡充するとともに、国外市場への進出も視野に入れております。私たちの目指すのは、国内外の企業価値向上に寄与するNo.1のサステナビリティ・データプラットフォームです」と述べました。
WEBサイトと採用活動のポリシーの公開
新たな企業理念に基づき、コーポレートWEBサイトもリニューアルされました。このサイトでは、シェルパの社名に込めた意味を明示し、企業の役割を明確にしています。また、新しい採用活動ポリシーも公開され、基本的人権を尊重した採用を進める姿勢を示しています。
コーポレートWEBサイトおよび採用ページはそれぞれ以下のリンクから確認できます:
シェルパ・アンド・カンパニーは、新たな経営ビジョンの下、サステナブルな社会の実現に向け全力を尽くす所存です。