阪急電鉄の新しいプロモーション「走る阪急写真館」
阪急電鉄が新たに始めた広告プロモーション「走る阪急写真館」が、9月22日(月)からスタートしました。このプロモーションは、阪急電車やその沿線にまつわる様々な思い出をコンセプトにしたもので、特に注目を集めているのがロックバンド「くるり」の新曲『3323』を使用したコンセプトムービー。約3分半の長さと15秒の短い版の2本が公開され、訪れる人々の心を掴んでいます。
プロモーションの概要
「走る阪急写真館」では、「阪急は今日も走る。きっと思い出になる日を乗せて」というテーマが掲げられています。お客様は仮想のイベント列車に乗り込み、阪急電車の「座席」や「電車に乗っている時間」といった瞬間を思いのままに語り合い、車窓の景色をバックに記念撮影を楽しむことができます。内装は、マホガニーの木目模様とゴールデンオリーブのモケットシートが施されており、マルーンカラーの車体をもった美しい車両がその演出を後押しします。
思い出を語る映像
コンセプトムービーでは、さまざまな人々の思い出が描かれています。おばあちゃんと孫の旅行から、愛する家族、学生時代の友人まで、それぞれが語る思い出が鉄道と結び付いています。この温かいストーリーの中では、視聴者が自らの過去をふと思い起こさせる瞬間が促され、やがて新たな思い出となっていくのです。
「くるり」による新曲『3323』は、彼らが大阪、京都を拠点とするアーティストとして電車にまつわる直接的な意味を持ちます。同バンドのボーカル、岸田様は幼少期に阪急電車に乗って過ごした思い出を振り返り、この曲はその想いを表現したものです。この楽曲のタイトルは、彼が憧れ続けた阪急京都線の3300系電車「3323編成」に由来し、その思い出を音楽で奏でています。
設定された期間と実施内容
このプロモーションは、2023年9月22日から10月12日までの期間限定で行われます。主な導入場所には、大阪梅田駅、西宮北口駅、烏丸駅等のデジタルサイネージ、阪急電車内のモニターなどがあり、ポスタービジュアルも各駅で展開されています。また、特設サイト「走る阪急写真館」もオープンし、訪れてくれた人々が投稿した思い出のエピソードも紹介されています。
「くるり」のインタビューに見る思い
「くるり」のメンバーがこのプロモーションについて語っています。岸田様は、母と共に祖母の家を訪れた思い出を振り返り、佐藤様は、青春時代に感じた解放感を電車に乗ることで再度思い出すことができると話されています。こうした個々のエピソードは、阪急電車が世代を超えた絆を育んでいる証明です。
エピローグ
「走る阪急写真館」は、地域に密着した阪急電鉄が、ただの交通手段としてではなく、人々の心に残る存在であることを再確認させてくれるプロモーションです。阪急電車に乗れば、思い出が広がり、新たな物語が始まる。全ての乗客が「思い出」を大切にしながら旅を続けることができれば、より豊かな生活が待っていることでしょう。これからも阪急電鉄は、そんな温かい思い出を運び続けてくれるでしょう。
【コンセプトムービーはこちらからご覧いただけます。】(https://youtu.be/_cnfbmZbjoc)
特設サイトにもさまざまな情報が掲載されていますので、ぜひ訪れてみてください。
特設サイト「走る阪急写真館」