地域経済を動かす力を育てる「Waffle AI Changemaker」
特定非営利活動法人Waffleが、2026年7月下旬から全国4都市で「Waffle AI Changemaker」を開催します。このプログラムは、AIを活用したプロダクト開発を通じて、女子およびノンバイナリーの中高生が地域の未来を切り開く力を育成することを目指しています。これまでの「Waffle Camp」に新しい視点を加え、大幅にリニューアルされた内容となっています。
プログラムの目的と背景
日本では2025年において、人口が転出超過となった40道府県のうち85%で女性が流出している現実があります。この背景には、キャリアアップの機会の乏しさや性別役割分業の根強さがあります。このような状況下において、女性の流出は出生数の減少と労働力不足につながり、地域経済を縮小させる要因となっています。
さらに、AIやロボティクスに対応できる人材が2040年までに約339万人不足する見込みで、地方経済を支える産業においても約260万人の就業者が減少することが予測されています。このように、若い世代、特に女性たちがテクノロジーの世界に参入し、活躍することが求められています。
参加対象と開催地の特色
「Waffle AI Changemaker」では、北海道、福井県、長野県上伊那地域、長崎県長崎市の4ヵ所で、それぞれの地域特色をテーマにしています。具体的には、北海道が農業、福井県がファッション、長野県上伊那地域が製造業、長崎県長崎市が観光業をテーマに展開されます。各地域ごとの特色を生かしながら、AIを利用した課題解決に取り組むことで、多様な価値観や視点を学ぶ機会が提供されます。
特に、このプログラムは単なる体験学習ではなく、参加者が地域経済を支える「変革の担い手(Change Agent)」として成長できるよう工夫されています。最終発表会では、地域企業や自治体、メディアなども参加し、挑戦の成果を広く社会に発信します。
プログラムの内容
d
プログラムは、1日または2日間で実施され、参加者はプログラミング未経験者でも参加可能です。参加費は無料で、各地域で20名から50名の定員があります。具体的なスケジュール例を挙げると、初日は開会式や基調講演、ゲストトーク、AI基礎講座を経て、チームごとに課題分析からアプリ開発を行います。2日目には開発のブラッシュアップを行い、地域の関係者からのフィードバックを受けながら最終的な発表へと繋げます。
ワッフルのビジョンと社会的意義
Waffleは、女性のエンパワーメントと地域の持続可能な発展を目指す活動を行っています。「Waffle AI Changemaker」を通して、若い世代の女子・ノンバイナリーたちが、テクノロジーを使って地域の新たな価値を創造する力を身につけます。地域の持続可能性に向けた投資として、地域の資源とテクノロジーを結びつけ、彼女たちが「ここで暮らし、働きたい」と思える未来を創り上げていきます。地域、行政、企業との連携を強化しながら、次世代を支える基盤を築いていく所存です。
このプログラムに興味を持たれた方は、ぜひWaffleのオフィシャルサイトをご覧いただき、ご参加の検討をしてみてください。新たな価値を創出する女性たちの挑戦が、地域経済に新風を吹き込むことでしょう。