USDC店舗決済実験
2025-12-25 14:32:04

SBI VCトレードとアプラス、USDCを活用した店舗決済実証実験を来春開始

他業種の連携で進化する決済手段



SBIホールディングスの子会社であるSBI VCトレードとアプラスは、2026年春から米ドル建てのステーブルコイン「USDC」を使った店舗決済の実証実験を始めることを発表しました。この取り組みは、日本国内における決済手段の革新を目指し、特にインバウンド顧客の利便性を高めることを狙いとしています。

新たなキャッシュレス決済のモデル


両社の技術力を融合させ、新たなキャッシュレス決済のモデルを構築するこの実証実験では、QRコードを用いた決済方式が採用されます。これは、大阪・関西万博に関連する「EXPO2025デジタルウォレット」の成果を活用したもので、よりスムーズで便利な決済を実現することが期待されています。

SBI VCトレードの役割


SBI VCトレードは、国内で唯一「電子決済手段等取引業者」として登録されており、法制度にのっとった形でUSDCを取り扱うことができます。これにより、安全でトラブルが少ない取引環境を提供し、新しい資金流通の場を提供することを目指しています。

アプラスの強み


一方のアプラスは、QRコードを用いた店舗決済の分野で豊富なネットワークを持っています。このネットワークを活用することで、加盟店の拡大やUSDCの利活用促進が期待されています。

実証実験の流れ


この実証実験では、以下の流れで決済が行われます。ユーザーはQRコードを読み取り、プライベートウォレットからUSDCを用いて決済します。決済後、SBI VCトレードが売上金を日本円に換算し、アプラスに送金。アプラスはその日本円を店舗口座に入金する形となります。これにより、実店舗においてもUSDCが利用可能になります。

社会実装への道


本実証実験の結果に基づいて、SBI VCトレードとアプラスは、USDCの商用化モデルの検討や、他のウォレットや決済アプリとの連携を進めていく方針です。この取り組みは、日本国内の金融技術の発展を促進し、インバウンド客をターゲットに新たな価値を提供するものです。

SBIが掲げる理念


この実証実験はSBIグループが掲げる「金融イノベーターたれ」という理念の具体的な実践でもあります。SBI VCトレードとアプラスは、お客様視点に立ったサービスを今後も提供し続けることを約束しています。

おわりに


暗号資産やステーブルコインを利用した新たな決済手段がもたらす可能性は、今後ますます注目されるでしょう。SBI VCトレードとアプラスの協業によるこのプロジェクトが、今後の日本の決済環境の進化に貢献することを期待しています。


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会社情報

会社名
SBI VCトレード株式会社
住所
東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー
電話番号
03-6229-1166

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