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柳井高校硬式野球部、創部100周年を祝う記念事業盛大に開催

11月19日と20日、山口県柳井市で、山口県立柳井高校硬式野球部創部100周年記念事業が開催されました。

1922年創部以来、数々の選手を輩出してきた柳井高校野球部。節目の100周年を迎え、OB・OG、現役部員、地域住民、関係者らが集い、盛大な祝祭となりました。

記念事業の目玉はなんといっても、1972年夏の甲子園で激闘を繰り広げた大分県立津久見高校との記念親善試合です。当時、全国準優勝を果たした柳井高校と津久見高校の再戦は、多くの野球ファンを魅了しました。白熱した試合展開に、観衆からは大きな歓声と拍手が沸き起こり、両校の選手たちの健闘を称える声がスタジアムに響き渡りました。

また、19日には記念講演会も開催。司会は柳井高校OGの沖永優子さん、そして1972年夏の甲子園を戦ったOBたちが当時の思い出やエピソードを語り合うトークセッションは、会場を大いに盛り上げました。参加者たちは、懐かしそうに笑みを浮かべながら、熱心に耳を傾けていました。

講演会では、創部100年の歴史を振り返る貴重な映像や写真が上映され、部員たちの努力や、支えてきた人々への感謝の気持ちが伝わる内容でした。参加者たちは、創部からの歴史の重みを感じながら、感慨深い表情でスクリーンを見つめていました。

記念事業は、単なる祝賀会にとどまらず、地域社会との繋がりを改めて確認する場となりました。多くの地域住民が来場し、野球部への熱い思いを共有。選手たちにとって大きな励みになったことでしょう。

実行委員会事務局を務めた國村氏と守友氏は、「100周年という節目を迎えられたことに感謝すると共に、これからも地域に愛される野球部であり続けたい」と今後の抱負を語りました。

今回の記念事業は、柳井高校野球部の歴史と伝統、そして地域社会との絆を再確認する、忘れられないイベントとなりました。関係者一同の努力と、地域住民の温かい支援によって成功裏に幕を閉じました。

開催概要

記念講演会: 11月19日(土) 16:00～17:30 アニバーサリーステージ・ベルゼにて開催。1972年夏の甲子園を戦ったOBによるトークセッション。司会は柳井高校OGの沖永優子さん。
記念親善試合: 11月20日(日) 10:00～ ビジコム柳井スタジアムにて開催。大分県立津久見高校との再戦。

アクセス

両会場ともにJR山陽本線「柳井」駅から車で約7分。

主催

山口県立柳井高校硬式野球部OB会 琴陽倶楽部

この100周年記念事業は、単なる記念事業ではなく、地域社会との連携、そして未来への展望を示す、重要なイベントとなりました。関係者一同の熱意と努力、そして地域住民の温かい支援によって、大成功を収めたと言えるでしょう。

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