大分の未来を支える「J・O・NOTE」プロジェクト
大分県における学生支援の新たな取り組みとして、「J・O・NOTE(ジェイ・オー・ノート)」が2024年11月よりスタートしました。このプロジェクトは、熊本県の株式会社城野印刷所とそのグループ会社である三恵印刷株式会社が中心となり、地元企業の協力を得て約1万冊のオリジナル学習ノートを大分県内の高校2年生に贈呈するものです。
この旨の発表は、2024年11月12日(火)に大分高等学校で行われた贈呈式にて行われ、学校関係者や学生の期待が寄せられました。
地域企業との協力で実現した大規模な支援
「J・O・NOTE」プロジェクトは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」を実現するため、2022年に熊本でスタートしました。すでに熊本県内では累計8万冊のノートが高校生に配布されており、その支援の輪は九州全域へと広がっています。大分では、地域の10社が一丸となってプロジェクトを支え、学生たちの学びを応援する取り組みが進められています。
学生の声を聞くと
贈呈式に参加した大分高等学校の生徒代表、浅野七菜さんは、「企業が私たちの学びを支えてくれることに驚きました。いただいたノートは勉強に活用し、周りの人とも共有したい。」と意気込みを語りました。地域資源を活用し、学生たちが地元の企業とより深く関わる機会を得られることの重要性がここにあるのです。
さらなる展開と未来への期待
プロジェクトは2025年2月には高校1年生に5000冊のノートの配布を予定しており、「J・O・NOTE」はこれからも地域での支援の輪を確実に広げて行く計画です。城野印刷所では、この取り組みを通じて地域企業が学生を支援する機会を創り出し、持続可能な学びの場を提供していきます。
今後も九州を超えて全国への展開を視野に入れ、大学生から大人までの幅広い世代にサポートを提供することで、地域と学生、そして未来をつなぐ架け橋となることでしょう。
この「J・O・NOTE」が学生たちにとっての学びの場となることを願っています。
地元企業の協力が不可欠
地元企業の支援があってこそ実現したこのプロジェクト。参加企業の中には、東洋技術株式会社やおの建株式会社等が名を連ねており、その多様なバックグラウンドが地域の学生を支えるきっかけを作り出しています。
最後に
「J・O・NOTE」が地元の学生を支援するだけでなく、地域全体で若者を育て、学びを支えることで、より強い地域社会を形成していくことが期待されます。「J・O・NOTE」の取り組みを通じて、私たちもまた、地元の未来に貢献していきたいと思います。