ラ・カスタ自社農園が有機JAS認証を取得
2024年9月、ナチュラルコスメブランド「ラ・カスタ」の自社農園「ラ・カスタ ナーセリー」が、有機JAS認証を取得しました。これにより、同農園で栽培された植物が自然の力を活かしていることが正式に認められたことになります。
ラ・カスタ ナーセリーとは
「ラ・カスタ」は1996年に誕生し、その理念の一環として自然豊かな長野県大町市に「ラ・カスタ ナーセリー」を開設しました。ここでは「人と自然との共生」というテーマの下、化粧品の原料となる植物を心を込めて栽培し続けています。従来の農法ではなく、農薬や化学肥料に頼らない方法で、エキナセアをはじめとする様々な植物が育てられています。
ラ・カスタのシンボルフラワー エキナセア
特に注目すべきは、ラ・カスタのシンボルフラワーである「エキナセア(和名:ムラサキバレンギク)」です。古くから免疫力を高めるハーブとして親しまれており、花言葉は「深い愛」や「やさしい癒し」を持っています。その姿はまさに、「植物の生命力と癒し」をテーマにしたラ・カスタのコンセプトを象徴しています。このエキナセアは、農薬を一切使用せず、生命力を活かして育てられ、ラ・カスタの製品に活かされます。
有機JAS認証の重要性
有機JAS認証は、農薬や化学肥料に頼らない方法で栽培されたことを証明するもので、農林水産大臣が定めた規格に合格した業者だけがそのマークを使用できます。そのためには、厳しい審査と長期間の準備が必要です。ラ・カスタはこの認証を得るために3年以上の努力を重ね、ついに2024年の取得に至りました。これによって、今後の製品開発に大きな影響を与えることが期待されています。
自然への感謝がもたらすもの
「ラ・カスタ」にとって、自然との共生は単なるスローガンではありません。長野県の美しい水や自然を大切にしながら、資源の持続可能な活用を目指す姿勢が、ブランドの真髄です。「植物の生命力と癒し」をテーマに掲げた同社は、今後も自然の恩恵を受けながら、さらなる製品開発を続けていくことでしょう。
最後に
「ラ・カスタ」が有機JAS認証を取得したことで、消費者にとっても信頼性の高い製品を選ぶ基準がさらに明確になりました。また、エキナセアの持つ美容と健康に対する効果に対する関心も高まることでしょう。今後のラ・カスタの活動から目が離せません。美しさを追求する人々にとって、自然の力を感じることのできる製品の数々が待ち望まれます。