西粟倉村と地域活性化を促進する新たな連携協定
2026年4月23日、岡山県英田郡に位置する西粟倉村では、住民の幸福度向上と地域の持続可能な発展を目指すための新たな取り組みがスタートしました。この日は、公益財団法人社会変革推進財団(SIIF)および一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(SCI-Japan)との連携協定締結式が行われ、地域社会のウェルビーイング調査が本格的に始まります。
協定の背景
近年、地域社会では人口減少や経済の縮小といった複雑な問題が顕在化しています。従来のように「人口」や「所得」といった外形的な指標だけでは、地域の実態や持続的な豊かさを正確に捉えることが難しいという課題認識が広まっています。このような中で、西粟倉村は新たなアプローチとして、住民の幸福度や地域内のつながりといった“見えにくい価値”を調査し、その結果を新たな地域発展の指標として活用する決断をしました。
取り組みの特徴
この調査は、西粟倉村、SIIF、SCI-Japanの三者がそれぞれの専門性を活かして推進します。西粟倉村は本調査のフィールドとして、住民との接点を活用した調査を担当し、地域の実態を反映した政策への反映を目指します。
また、SIIFは地域の多様な資本を可視化し、調査結果の社会実装に向けた働きかけを行います。特に、部門間での連携を強化し、地域活性化モデルの構築を目指しています。
SCI-Japanは、ウェルビーイングに関するデータの分析支援を担当し、地域の幸福度を高めるための実践的なインサイトを提供します。
目指す方向性
今回のウェルビーイング調査を通じて得られる成果は、地域政策に反映され、住民や企業、行政との対話を促進することが期待されています。また、他地域への展開や関係人口の創出にも寄与し、西粟倉村を地域活性化の新たなモデルケースとして発展させることを目指します。
終わりに
この取り組みは単なる調査に留まらず、西粟倉村の「生きるを楽しむ」という理念を実現するための重要なステップです。三者の緊密な連携のもと、地域社会の本質的な豊かさを捉え、持続可能な地域づくりの実現に向けた新たな道を切り拓いていくことでしょう。