ふじみ野市、職員が市民に変身し窓口利用調査を実施

ふじみ野市が行う窓口利用体験調査

ふじみ野市では、市民に対する窓口サービスの質を向上させるための取り組みとして、「窓口利用体験調査」を実施します。このユニークな施策は、市長や副市長、職員が実際に市民として窓口での手続きを体験し、現状の課題点や改善策を見出すことを目的としています。

経緯と目的

この体験調査は、ふじみ野市が目指すフロントヤード改革の一環です。市民の意見や体験を基に窓口業務を見直し、より効率的で使いやすいサービスを提供するために、市の責任者自らがそのプロセスに参加します。職員は、実際の窓口で「証明書発行」や「転入手続き」、「おくやみ手続き」などの業務を、市民として体験します。これにより、専門的な視点からでは見えにくい、市民ならではの気づきを得ることが期待されます。

調査の詳細

日時

- 令和6年11月13日（水）
- 午前9時から正午まで

場所

- 市役所本庁舎、第2庁舎、フクトピア（ふじみ野市福岡1・2・5）

実施内容

この調査では、職員が事前に決められたシナリオに沿って窓口手続きを行います。手続きの流れにおいて感じたことや、動線、所要時間、書く必要があった申請書の数などを詳細に記録します。これにより、今後の窓口サービスの向上に活かすための貴重なデータが得られるでしょう。

調査は、ただの体験にとどまらず、今後のサービス改善に直結する重要なプロセスであると位置付けられています。調査の結果は、次年度以降の窓口サービスの改良に役立てられる予定です。