三重県伊賀市に新たにオープンした「伊賀流忍者体験施設~万川集海~」では、リアルな忍者体験ができる場として注目を集めています。地域の魅力向上と観光振興を目指し進められてきた「にぎわい忍者回廊整備事業」の一環として、8月27日に開館し、伊賀鉄道の忍者市駅からほど近い場所に位置しています。
この施設に入ると、まず目に入るのは市指定文化財である成瀬平馬家長屋門。この門をくぐることで、来訪者はさっそく忍者の世界に引き込まれます。デザインは新横浜ラーメン博物館の手がけた相羽氏が関わっており、訪問者はドキドキワクワクする体験を期待できます。
施設内には、様々な忍者体験ができるエリアが設けられており、「魔堅窟巡り」「忍修殿」などを通じて、リアルな忍者の生活と技術を体感することができます。特に「魔堅窟は」暗所での体験を含むため、ヘルメットを着用し、狭い道を通るという冒険心をくすぐる構造になっています。忍者の技を身をもって学ぶチャンスがここにあります。
さらに、施設内には「万川堂」と名付けられたグッズショップもあり、訪問記念のお土産や、忍者にちなんだ商品の数々が販売されています。また、忍者レストラン「伊賀忍者饗膳」では、忍者をテーマにした料理が楽しめるため、忍者の雰囲気を存分に味わうことができます。食事の内容や見た目にもこだわりが感じられ、友人や家族と共に楽しい時間を過ごすことができるでしょう。さらに、9月には「陰陽宿」として忍者宿所も開業予定で、泊まりがけの忍者体験ができるようになります。
伊賀市は今後も、地域の魅力を引き出すための町づくりに力を入れていく意向を持っています。訪れるたびに新しい発見ができるこの施設は、伊賀の文化に触れる機会となり、観光振興にも寄与することが期待されています。
伊賀流忍者体験施設「万川集海」へのアクセスは非常に便利で、観光スポットとしても優れた立地にあります。忍者に興味がある方や、新たな体験を求めている方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
公式ホームページも用意されており、予約や詳細確認ができるので、事前にチェックすることをおすすめします。リアルな忍者の世界を体験できる貴重な機会、伊賀市で素晴らしい思い出を作りましょう。