伝統を守りつつ革新を遂げる谷口松雄堂の挑戦
京都市に本社を構える株式会社谷口松雄堂は、1925年に創業し、今年で100周年を迎える和雑貨メーカーです。この会社は、伝統的な和紙製品の製造を続けながら、近年はデジタル技術を取り入れた新商品「スマート御朱印帳」を発表しました。2025年10月に東京・池袋で開催される「第72回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2025」での出展が注目されています。
スマート御朱印帳の特徴
谷口松雄堂のスマート御朱印帳には、NFC(Near Field Communication)テクノロジーが搭載されています。この技術により、御朱印帳とスマートフォンが連携し、ファンダムマーケティングをサポート。特に若い世代や訪日外国人観光客に魅力的な体験を提供する新しい形の和雑貨として期待されています。
自社開発のCRMシステム
このスマート御朱印帳を実現するために、谷口松雄堂は自社開発のCRMシステムを導入し、特許も出願中です。LINE公式アカウントやGoogle Analytics 4(GA4)との連携により、ユーザーの行動を可視化し、カスタマーリレーションシップを強化する仕組みを提供します。これによって、ファンの動向をリアルタイムで把握し、効果的なマーケティング戦略を構築することが可能です。
新たな体験を提供
スマート御朱印帳は、GPS機能を活用した様々な企画を運用するためのシステムも搭載されています。これにより、ファン同士が交流できる推し活や観光イベントでの体験をより一層楽しめるようになります。御朱印帳や御朱印をファングッズとして再解釈し、世界中のファン市場にも訴求できる商品に仕上がっています。
競争力ある販促アイテムの紹介
また、谷口松雄堂はインバウンド向けの日本文化アイテムとして「日本の巨匠たち」シリーズを展開しています。訪日観光客には特に人気があるシリーズで、多言語対応の販促POPも自社開発したAIを用いて作成されており、外国人観光客でも理解しやすい工夫がなされています。
展示会での体験
次回の展示会では、実際の商品やシステムを体感できる場が提供されます。訪れる人々は、伝統を守りながらも先端技術を取り入れた谷口松雄堂の戦略を直に体験することができます。また、100年という長い歴史を持つ企業が、自らファンダムマーケティングのシステムを開発している背景についても深く掘り下げるチャンスです。
会社情報
株式会社谷口松雄堂は、京都市南区に本社を持ち、和紙製品の企画・製造を行っています。実績と信頼を基にこれからも革新を続け、和雑貨の新たな可能性を追求しています。公式ウェブサイトからも詳細な情報が探せますので、興味のある方はぜひ訪問してください。
お問い合わせ
本件についての質問や関心がある場合は、広報担当の尾本晃司に直接お問い合せが可能です。電話やメールでの問い合わせも受け付けていますので、質問がある方はお気軽にどうぞ。