高血圧治療新時代!CureAppが法人向けサービスを拡大
株式会社CureAppが2025年10月に本格展開を予定している「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」を用いた法人向けサービス「ascure Dr.(アスキュア ドクター)高血圧治療」が、開始からわずか2ヶ月で導入企業が10法人に達しました。このペースは、300会社以上に導入された法人向け禁煙支援ソリューション「ascure卒煙」の導入スピードを上回るものです。
高血圧治療の現状と課題
日本では約4300万人が高血圧の患者とされ、その多くが症状を適切にコントロールできていない現状があります。その理由は、治療を行っていても目標血圧に達していない人や、自身が高血圧である認識がない人が多く、企業や健康保険組合にとっては大きな課題でした。受診勧奨の効果が薄く、通院や服薬の長期化が医療費を押し上げる一因ともなっています。
2024年度からの第3期データヘルス計画においても、病態のコントロール状況が評価基準に導入されることになり、高血圧や糖尿病、脂質異常症の患者がどれだけ改善できているかが求められています。これに伴い、より多くの患者が治療に参加し、効果的なソリューションを求めることとなりました。
登録企業とプログラム内容
導入が決まった企業には、ウイングアーク1st、SWCC健康保険組合、近畿日本鉄道健康保険組合、CHEMIPAZ、コニカミノルタ、スギ薬局、第一生命保険、ディー・エヌ・エー、野村證券健康保険組合などの名だたる企業が含まれています。
本プログラムは、高血圧治療補助アプリを搭載した医療機器として承認を受けた製品で、オンライン診療と組み合わせた6ヶ月間のプログラムです。高血圧を抱える患者が多いため、医療費の負担が大きく、従来の治療法では受診しない患者へもアクセスできるアプローチが評価されています。
特に、プログラムは次の特徴を有しています:
1.
未受診者へのアプローチ:科学的な恩恵を持つ治療補助アプリを通じて、医療機関を避けていた患者も受診を促進。
2.
医療費の抑制:6ヶ月のプログラムで生活習慣の改善を目指し、長期にわたる通院の必要を減少。
3.
データ活用:参加者の取り組みデータを共有し、さらなる改善に役立てる仕組み。
これからの展望
CureAppは今後も高血圧治療に対する新たな解決策を提供し、多くの患者の受診と治療につなげていくことが期待されています。特に、プログラムのコストがゼロであり、気軽に参加できる点が、多くの人々の高血圧に対する意識を変える可能性があります。
この新しいアプローチが、健康経営の観点からも評価されており、医療制度の改善にもつながることが見込まれます。高血圧治療の未来に向けて、この新サービスの展開について引き続き注目していきたいと思います。詳しい情報はCureAppのウェブサイトでも確認できます。
【参照リンク】
まとめ
CureAppは高血圧治療に新風を起こしつつあり、多くの法人からの関心を集めています。今後の進展がとても楽しみですね。