いのちのほっとステーション
2020-07-25 16:11:18

LINEでの支援が始まった「いのちのほっとステーション」の取り組み

いのちのほっとステーションがLINE相談を開始



東京都千代田区に拠点を置く特定非営利活動法人地域福祉推進事業団は、「いのちのほっとステーション」という新たな支援サービスを提供開始しました。このプロジェクトは、「あったか社会創造プロジェクト」の一環としてスタートし、ひとりひとりの幸福と、それを支える地域社会を目指しています。

あったか社会創造プロジェクトとは


「あったか社会創造プロジェクト」は、困難を抱える人々の問題解決に寄与することを目的としています。具体的には、抑圧や孤立感を取り除き、対等な関係性を築くための活動が行われています。相談を通じて「一人じゃない」と感じられる社会の実現を目指し、以下のようなキーワードを基にした評価が行われます。

1. 協働
2. 認め合う地域づくり
3. 一人じゃない
4. 人といるのが心地よい
5. 自分が大事にされている
6. 生まれてよかったと思える人生
7. 多様性が尊重されている
8. 周囲の人にあたたかな関心をもてる

現代の相談事情


近年、核家族化や社会的孤立が進む中、相談が必要な人々が増えてきました。特に、心のバランスに悩む人々が増加しており、満たされないニーズが目立ちます。2023年の調査によれば、生活全般に影響を及ぼす複合的な不安要因が原因で、自殺のリスクも高まっていると言われています。このような状況を受け、「いのちのほっとステーション」は、相談することで安心感を得る必要があると感じています。

サービス開始以来、相談件数は急増しており、多くの人々が心の問題や経済的な困難だけでなく、育児や職場でのトラブル、DVなど、さまざまな状況に直面しています。実際には、1日あたり20件近い相談が寄せられ、全国からの問い合わせも増えている状況です。

専門職によるサポート


相談には、精神保健福祉士や社会福祉士などの専門職が対応しており、ソーシャルワークの理論に基づいた支援が行われます。主なアプローチ方法には、傾聴やエンパワメント、ナラティブアプローチ、認知行動療法が含まれており、LINE相談から対面相談へスムーズに移行できる体制も整えています。

利用者の声


この取り組みを利用した相談者からは、「つらい気持ちが軽くなった」「経済問題が解決した」「人とつながるのが楽しくなった」といった前向きな意見が寄せられています。相談を経て「選択肢を考える時間をくれるのが嬉しい」という声も多く、利用者個々の価値や信頼感が高まっている様子が伺えます。

今後も「いのちのほっとステーション」は、相談内容の拡充や新しいエリアへの展開を考えており、より多くの人々をサポートする体制を整えていきます。これに伴い、クラウドファンディングや寄付を通じた支援も募っています。

最後に


「いのちのほっとステーション」は、社会で苦しむ人々に手を差し伸べる新しい形の支援を目指し、地域であたたかい関心を持つ社会づくりを進めていきます。多くの方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人 地域福祉推進事業団
住所
東京都千代田区外神田6-15-14
電話番号
03-6284-4301

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