MITテクノロジーレビューが選出した若手イノベーター仲田真輝氏の活躍

MITテクノロジーレビューが選出した仲田真輝氏

2020年に実施された『Innovators Under 35 Japan』で、NeuralXの代表である仲田真輝氏が受賞しました。このアワードは、世界的に権威あるMITテクノロジーレビューが開催しており、過去にはGoogleのセルゲイ・ブリンやFacebookのマーク・ザッカーバーグなど名だたるイノベーターが選ばれてきました。

İnnovators Under 35 Japanとは？

この賞は、1999年に始まったもので、様々な分野での新しい技術やアイデアを生み出している若き才能を称えることを目的としています。特に、今年度は日本版が新たに開催され、中国や欧州に続く7番目の地域として注目を集めています。受賞者には、コンピューター、輸送、インターネット、AI・ロボット工学、ソフトウェアなど多様な分野のエキスパートが名を連ね、総応募数は300件を超えました。

仲田氏は、その功績を認められた13人の受賞者の一人となり、来年にはグローバル版へノミネートされることが決まっています。この栄誉は、彼自身のみならず、NeuralXが目指す将来への期待が込められています。

仲田真輝氏とNeuralX

NeuralXは、2019年に仲田氏が設立したAI技術に基づくフィットネスプラットフォームです。このプラットフォームは、特にコロナ禍において自宅で行える効果的なフィットネス方法を模索している人々に、安心して利用できる環境を提供します。仲田氏は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）出身の専門家たちと共に、人間の運動を解析するためのAI技術を開発しています。

インタラクティブなフィットネス体験

NeuralXは、参加者がリアルタイムでインストラクターからコーチングを受けることができるシステムを導入しています。このビデオチャット技術により、モチベーションを高めつつ、運動が進められます。また、複数人参加型のクラスが持つインストラクターの目が届きにくいというデメリットを解消するために、AIを用いてフォーム分析や運動回数のカウント、エネルギー消費の計算を行います。これにより、参加者は自身の運動履歴をデータ化し、成長を可視化することでさらにやる気を引き出されるのです。

「Innovators Under 35 Japan Summit 2020」

2月19日には東京で「Innovators Under 35 Japan Summit 2020」が開催される予定です。このイベントでは仲田氏が登壇し、彼の活動やNeuralXのビジョンについて語る機会が設けられます。興味深いのは、このイベントがオンラインでも配信されるという点です。多くの人々がその模様を通じて仲田氏の考えに触れることができるでしょう。