GENKIDO、全店舗にAI姿勢分析システムを導入しサービス品質向上を目指す

GENKIDO、全店舗にAI姿勢分析システムを導入

株式会社Sapeetは、治療院やリラクゼーションサロンを全国展開する株式会社GENKIDOの全店舗に、AI姿勢分析システム「カルティシセイカルテ」と接客支援システム「カルティマルチカルテ」を2025年5月より導入することを発表しました。この取り組みは、顧客へのサービス品質を高めるための重要なステップです。

導入の背景と目的

GENKIDOは、そのスタッフの育成に力を入れており、技術や知識の習得に加えて、痛みの原因を特定するための問診力と人間的なスキルの向上にも注力しています。顧客それぞれの身体状態を的確に把握し、最良の施術提案を行うために、カウンセリングの質を重視した取り組みが進められています。

この度のシセイカルテおよびマルチカルテの導入は、多店舗展開を行う中でも高水準のサービス品質を保ち向上させることを目指しています。シセイカルテは、全身の姿勢を可視化することで、スタッフによるカウンセリングの説得力を引き上げ、お客様との共通認識を持つことができるようになります。これにより、具体的な改善目標が設定され、顧客の継続率の向上も期待されます。

マルチカルテの導入により、来店前のアンケート機能が完備され、来店時の手間を削減することが出来ます。スタッフが事前に顧客ニーズを把握できるため、初回カウンセリングの質も向上し、顧客との信頼関係を築くことが可能になります。

提供システムの概要

シセイカルテは、数枚の全身写真をタブレットで撮影することにより、AIが姿勢を分析し、データをわかりやすく可視化します。このシステムにより、接客時に客観的かつ個別に分析された情報に基づいて行動することで、顧客の理解を深めることが可能となります。

マルチカルテは、ペーパーレスでの顧客情報管理に加え、来店前のアンケートを実施し、高いパフォーマンスの接客フローを自由に設定できるシステムです。カウンセリング中は、必要な情報を入力するだけで、提案すべきメニューが表示されるため、未経験のスタッフでも迷うことなく接客できます。このシステムは、スタッフ間のサービス品質の差を減少させ、組織全体の接客力を向上させるものです。

代表者のコメント

GENKIDOの代表、大平雄伸氏は、「治療技術の向上に加えて、カウンセリングの質を向上させることを重視しており、シセイカルテおよびマルチカルテの導入により、より説得力のある提案ができるようになる」と述べています。全国どこの店舗でも高品質なサービスを提供することが目標です。

今後の展望

今後、SapeetはGENKIDO全店舗でのシステムの活用を最大限に支援し続ける方針です。現場スタッフからのフィードバックを活用し、運用の改善を図りながら、AIによる分析結果を用いた顧客とのコミュニケーションの最適化にも取り組む予定です。双方にとってより良い接客体験を提供するため、サービスの進化を追求していきます。