台南の食が大阪に
2023-12-15 11:10:01
台南市長が大阪で農水産物の魅力を伝える交流会を開催
台南の魅力を日本に伝える交流会が大阪で行われました。台南市長の黄偉哲氏が参加し、高品質な農水産物をひとつひとつ紹介。交流会には20以上の卸業者や流通業者が参加し、南部地区の特産品を展示しました。
来場者たちは、麻豆農會が製造した文旦柚子茶を使用したフルーツティや、マンゴー豆花、善化農會のゴマ混ぜ麺、南縣区漁業協会の魚フレークを使った台湾カステラなど、台南特産の料理の数々を味わいました。さらには、棺桶パンや玉民黄金ソバのソバ茶なども提供され、参加者たちは台南の多彩な味覚に深く浸ることができました。
台南市政府農業局の取り組みにより、豊富な農水産物が展示され、特に新鮮な果物や農産加工品は高い評判を呼び、訪れた人々に台南の魅力を伝える機会となりました。市長は次のように述べています。「台南は自然資源が豊富で、農水産物においても多様性があり、厳しいチェックを経て生産されているため、高品質で安全な商品を日本の皆様に提供したい。」
展示品の中には、新市区農業協会特製の枝豆混ぜ麺や、官田区農業協会による菱(ひし)の実のフレークなどがあり、各地区の特色を活かした農産物が揃いました。特に、南部漁民協会の魚フレークを使ったギフトボックスや、サバヒーを用いた多様なスナックは、訪れた人々にとって驚きの連続でした。
李建裕農業局長は、参加者からの応援を受けて、これからも台南の特産品を広める活動を続ける意向を示しています。「今後も日本向けのプロモーションを計画し、台南の農水産物を国際的にアピールすることで、日本の生活者にとって特別なお土産の一つとすることを目指しています。」と述べ、日本との交流を深める意欲を示しました。
参加者たちは、台南のスイーツや加工品、多彩な農産物に触れ、その美味しさに魅了されました。特に、ドライフルーツやお土産用パッケージは評判が高く、来場者からも「日本でも手に入れたい」との声が多く上がりました。さらに、台南400やランタンフェスティバルに関する展示も行われ、視覚的にも楽しませる工夫がされていました。
台南市では、農業局を中心に今後も日本市場をターゲットにした活動を積極的に推進していく予定で、台南の特産品が日本の皆様の生活に根付くよう、国際舞台での認知度向上に努める考えです。台南訪問者には、歴史ある都市の魅力を堪能しつつ、農水産物の特産品を味わう機会を提供し、新たな思い出を作ってもらえることを期待しています。台南市の農業活動の詳細は、公式ウェブサイト(https://www.tainan.gov.tw/jp/)でご覧ください。
会社情報
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