産業用ゲートウェイAX30
2025-03-25 11:51:27

アムニモ、新たな産業用LTEゲートウェイAX30の発売を発表

アムニモが発表した新製品、センサー接続ゲートウェイAX30



アムニモ株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:小嶋修)は、2025年4月1日より産業用LTEゲートウェイ装置「センサー接続ゲートウェイAX30」の販売を開始することを発表しました。この新しいデバイスは、さまざまな周辺機器との接続が可能で、AIによる画像解析機能も搭載されています。これにより、リモート環境での高効率なデータ処理と監視が実現されます。

AX30の特長


センサー接続ゲートウェイAX30は、ARM CPU上でカスタムプログラムを迅速に実行できるよう設計されています。また、複数のセンサーからの情報を収集し、Ubuntu OS上でリアルタイムに処理する能力を持っています。さらに、LTE通信を通じて遠隔監視センターへ接続可能なため、遠隔地の産業用システムの管理が簡単になります。

近年、エッジコンピューティングの重要性が増す中、Ubuntu OSは開発者にとって非常に親しみやすい環境となっています。このOSは長期的なサポートが提供され、運用コストの削減に寄与しますが、既存のデバイスには動作温度範囲や電源の安定性といった課題も存在していました。

その点、AX30は異なります


アムニモが開発したAX30には、瞬低対策機能や複数のSIMカードによるネットワークの冗長化が施されており、無人の遠隔地でも安定した運用が可能です。加えて、カスタムアプリケーションの開発が容易で、様々なデバイスの接続に対応しています。

本装置は、IPカメラを接続し、PoE(Power over Ethernet)で給電することができるため、監視システムとしても優れた機能を発揮します。AIアクセラレーターのDRP-AIを搭載したルネサスエレクトロニクス製のRZ/V2LをCPUチップに採用しており、AI処理を迅速に行うことが可能です。これにより、画像解析が要求される場面でも高いパフォーマンスが期待できます。

AX30のスペック


  • - CPUチップ: RZ/V2L
  • - ARM Cortex A55: 1.2GHz Dual Core
  • - AIアクセラレーター: DRP-AI
  • - RAM: 2GB
  • - Flashメモリー: eMMC 32GB
  • - OS: Ubuntu 24.04
  • - モバイル通信: LTE Category 4
  • - SIMカードスロット: MicroSIMスロット×2、eSIM用スロット×2
  • - 接続インターフェイス: アナログ入力、デジタル入力、RS-485、USB、Ethernet
  • - 瞬停対策: リチウムイオンキャパシタによるバックアップ電源
  • - 動作温度: -20~60℃

展示情報と今後の展開


アムニモは、2025年4月23日から25日に東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week春」において、センサー接続ゲートウェイAX30を展示予定です。本製品の詳細情報やカスタムアプリケーションの開発については、公式ウェブサイトを通じて提供されるコンテンツをご覧ください。また、AX30を用いたアプリケーション開発に関心のある方は、アムニモのAIパートナープログラムに参加することで、開発に関する情報を得ることが可能です。

参考リンク



お問い合わせ先


アムニモ株式会社広報(担当:和田)
〒180-8750東京都武蔵野市中町2-9-32
TEL:050-3160-0300
E-mail:[email protected]



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会社情報

会社名
アムニモ株式会社
住所
東京都武蔵野市中町2-9-32
電話番号
0422-52-6779

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