つむぎの読書支援
2025-10-28 10:11:35
つむぎ株式会社、読書量向上策で生産性を高める新施策を発表
つむぎ株式会社、新たな福利厚生制度「やりがいライブラリー」を導入
近年、読書量の低下が社会問題として取り上げられる中、つむぎ株式会社はその対策として新たな福利厚生制度「やりがいライブラリー」を打ち出しました。この制度では、正社員やフリーランスを問わず、メンバーが書籍を購入する際の費用を最大1万円まで会社が負担するという内容です。これは、社員の読書量を増やすことで知識を深め、生産性を向上させることを目的としています。
読書量の低下が招く問題の深刻化
文化庁が発表した「令和5年度 国語に関する世論調査」によれば、「1か月に読む本の冊数」が「読まない」と回答した人が62.5%を占め、過去5年間で大きく増加しています。また、OECDの調査でも、子どもたちの読解力が低下していることが明らかになっています。このような背景から、高度な思考を必要とする現代社会において、読書量の低下は深刻な問題となっています。
VUCAとAI時代の知識習得の重要性
現在、世界はVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)と言われる不透明な時代に突入しており、AIの発展も著しいです。この状況では、自分から学び続ける姿勢が重要であり、正しい情報を見極めるためには様々な知識を持つ必要があります。しかしながら、フリーランスの人々は通常、こうした福利厚生の恩恵を受けられていない現実があります。つむぎ株式会社は、この問題に正面から取り組むことで、フリーランスメンバーが主体的に知識を身に付けられる環境を整えました。
「やりがいライブラリー」の仕組みと想い
この制度は、単に書籍の購入費用を補助するだけでなく、メンバーが読書を通じて得た知識を社内でシェアすることを促進します。読書後には書籍のレビューを共有することで、新たな発見が生まれる場となることを目指しています。つむぎのHRコンサルタントである外川多加斗氏は、「成長には新しい知識や経験が必要」と語り、この制度導入に込めた思いを語りました。また、すでに利用を開始したメンバーからは好評を得ており、今後の利用拡大にも期待が寄せられています。
つむぎ株式会社の社会的役割
つむぎ株式会社は、2019年に設立された企業で、主に人事コンサルティングやブランディングを手掛けています。「働くがやりがいに、そして人生を幸せに」というビジョンのもと、成長と幸せを追求する企業文化を築いています。今回の「やりがいライブラリー」の導入は、同社の理念に基づいた新たな試みであり、将来的にはこのような取り組みが他の企業にも広がることが期待されます。
まとめ
つむぎ株式会社のとる「やりがいライブラリー」は、フリーランスも含む全てのメンバーに向けた新たな読書支援制度であり、読書量の向上を通じて生産性を高めようとする意欲が伺えます。これにより、知識の深化やコミュニケーションの活性化が期待されると共に、新しい時代の企業としての姿勢を示すものとなっています。今後もつむぎ株式会社の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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つむぎ株式会社
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