10CM、日本公演でファンとの再会を楽しむ
韓国の人気デュオ10CM(シプセンチ)が、2024年アジアツアーの一環として8月10日に東京・Zepp Hanedaにて盛況のうちにライブを開催しました。約1200人のファンが駆けつけ、熱気あふれる公演となりました。彼らの存在感は改めてその人気の高さを証明するものでした。
公演が始まると、会場は一瞬で暗転し、10CMの登場を告げる熱い拍手が鳴り響きました。オープニングはドラマ『スタートアップ:夢の扉』のOSTとしても有名な「Where is Dream」のさわやかなメロディーで、その後はヒット曲「My Eyes」を披露し、会場はまさに彼らの音楽に包まれました。歌い終えた10CMは流暢な日本語でファンに挨拶をし、「1年ぶりに帰ってきました。会えて嬉しいです」と心温まるメッセージを届けました。
続く「My Ultimate First Love」では、観客に声を揃えて自分たちの名前を呼んでもらうなど、インタラクティブな雰囲気を作り出しました。「シプセンチ~」や「ジョンヨラ~」というファンの声が響き、彼らも嬉しそうに笑顔を浮かべました。また、比喩的な歌詞が特徴の「Gradation」や、米津玄師の「Lady」のカバーを披露し、挑戦的な一面を見せつつも、見事な歌唱力を披露しました。
さらに特別なセクションでは、オリジナル曲「Stalker」の日本語バージョンも披露。観客に自分を撮影してもらいたいと頼むシーンでは、会場中にスマートフォンのシャッター音が響き渡りました。10CMのファンとのつながりの大切さを感じさせる瞬間です。
ライブの盛り上がりが続く中、「恐らく皆さんが待ち望んでいたのではないかと思います」と前置きし、人気曲「Spring Snow」を披露しました。歌詞を文字ったスローガンが飛び出し、ファンも一体となって楽しむ特別な演出がありました。10CMは感謝の言葉を述べ、ファンとの絆を一層深めることができました。
終盤には「Phonecert」や「What the Spring??」といった代表曲を歌い上げ、観客との心温まる交流を楽しみました。公演の最後に「また近いうちに会えることを願っています」と述べ、ファンとの締めくくりの時間を感謝と幸福感で彩りました。アンコールでは、ファンがスマートフォンのライトで会場を包み込み、温かい拍手と共に締めくくられました。
約1年ぶりの日本公演を終えた10CMは、次の目的地であるマニラ、台北、マカオに向けて、さらなるファンとのつながりを目指しています。これからの活動に期待が高まります。