海の次世代モビリティを活用する実証事業成果報告会開催について
海の次世代モビリティの実証事業成果報告会が開催
国土交通省は、2023年2月26日(水)に「海の次世代モビリティ」に関する実証事業の成果報告会を実施します。このイベントは、AP品川RoomFで行われ、オンライン配信も併用したハイブリッド形式での開催です。
イベントの目的
この報告会の主な目的は、沿岸や離島地域における海の利活用に関する課題を解決することです。特に、ASV(小型無人ボート)やAUV(自律型無人潜水機)、ROV(遠隔操作型無人潜水機)といった次世代モビリティの導入を目指しています。この技術の活用により、海の管理や利用をよりスマートにする方法を考える場となります。
報告会の内容
報告会では以下のような内容が予定されています:
1. 開会の挨拶 - 国土交通省からの開会の挨拶が行われ、報告会の趣旨が説明されます。
2. 基調講演 - 合同会社ポリシーデザインの代表社員である高橋伸太郎氏を招き、「次世代エアモビリティ分野におけるエコシステムの形成」をテーマに講演が行われます。
3. 実証実験の成果報告 - 令和6年度に実施された実証実験の成果について、以下の4件の報告があります:
- 有害赤潮の早期発見 - (株式会社宇部セントラルコンサルタント 植田敏史氏)
- カモと共存する地域社会の構築 - (九電ドローンサービス株式会社 石橋利泰氏)
- 沿岸漁場の総合測定システム - (株式会社大歩 中村徹也氏)
- 沿岸部治水施設の点検 - (炎重工株式会社 谷崎敦氏)
4. 質疑応答 - 参加者からの質問に対する回答の時間も設けられています。
5. 講演 - 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の青山智佳氏によるムーンショット型研究開発に関する講演が行われます。
参加方法と定員
参加希望者は事前登録が必要で、定員は500名(会場100名、オンライン400名)となっています。参加費は無料ですが、定員に達し次第、受付を終了します。詳細な申し込み方法は、国土交通省の公式ウェブサイトで確認できます。
お問い合わせ先
国土交通省総合政策局海洋政策課の永井、嶋津まで。当日は多くの専門家や関係者の参加が予想されており、海の次世代モビリティに関する新たな知見や技術の交流が期待されています。海の利活用に関心のある方々にとっては、参加することで貴重な情報を得るチャンスとなるでしょう。