JTB総合研究所、BCG元日本代表・杉田浩章氏をエグゼクティブ・アドバイザーに招聘

JTB総合研究所は、ボストン・コンサルティング・グループ（BCG）元日本代表の杉田浩章氏をエグゼクティブ・アドバイザーに迎えたことを発表しました。JTB100周年を機に設立された同研究所は、旅行業界の活性化と持続可能な成長を目指しており、杉田氏の豊富な経験と幅広い知見が、その取り組みを大きく前進させるものと期待されています。

コロナ禍からの回復と持続可能な成長

近年、コロナ禍からの旅行業界の回復は目覚ましいものがありますが、真の成長と持続可能性を確保するためには、新たな戦略が不可欠です。JTB総合研究所は、この課題に対し、多様な関係者との連携による共創関係の構築を重要な柱として位置付けています。

杉田浩章氏の役割

杉田氏は、BCG在籍時には数多くの企業の経営課題解決に携わり、多様な業界に対する深い理解と豊富な経験を積み重ねてきました。JTB総合研究所では、その知見を活かし、ツーリズム関連産業の持続的な発展に貢献する役割を担います。具体的には、戦略策定、関係者との連携強化、新たなビジネスモデルの創出など、幅広い分野で指導的な役割を果たすことが期待されています。

杉田浩章氏のコメント

杉田氏は、今回の就任にあたり、「日本の成長力の再生、地域創生の切り札として、観光を起点としたイノベーションが重要な役割を果たす」と述べています。また、JTB総合研究所が様々な産業セクターや企業を巻き込み、共創を通じて大きなインパクトを生み出せる存在となるよう、自身の経験と知見を最大限に活かしていくと意気込みを語っています。

杉田浩章氏の経歴

杉田氏は、早稲田大学ビジネススクール教授を務める傍ら、BCGのシニア・アドバイザー、ユニ・チャーム社外取締役、Kaizen Platform社外取締役、複数のベンチャー企業顧問などを歴任しています。長年にわたるコンサルティング経験と、アカデミア、企業経営における豊富な経験は、JTB総合研究所にとって貴重な財産となるでしょう。