ネイチャープレナー始動
2025-08-28 11:02:27

自然と経済の調和を目指す新財団「ネイチャープレナー・ジャパン」が始動

新たなリーダー育成の舞台、「ネイチャープレナー・ジャパン」設立



自然の大切さが叫ばれる昨今、私たちの生活は自然資本に強く依存しています。しかし、経済活動においてはまだまだ自然の価値が十分に評価されていません。このため、一般財団法人『ネイチャープレナー・ジャパン(NPJ)』が設立されることとなりました。この財団は、自然と共に新たな価値を生み出し、社会や経済を前進させる起業家型人材『ネイチャープレナー』の育成を目指しています。特に、株式会社エーゼログループが共同発起団体として参画し、このプロジェクトの推進に貢献します。

ネイチャープレナーとは?



『ネイチャープレナー』は、当財団が新たに名付けたもので、自然環境を活かしながら新しい価値を創造する起業家を指します。その活動は、自然を守りつつも経済的な利益を追求するものであり、サステナブルな社会の実現を目指すものといえるでしょう。

日本国内でも、『ネイチャーポジティブ』の理念に基づく取り組みが増えてきており、特に若者たちの関心が高まっています。2024年から開始予定の『BEE』プログラムでは、数多くの若手環境起業家が志願しています。このような流れの中で、NPJは次世代のリーダーを育てる機関として期待されているのです。

具体的な活動内容



NPJの第一の柱は、『ネイチャープレナーに対する助成事業』です。この取り組みを通じて、起業家を発掘し、支援し、最終的に輩出する流れを確立します。目指すは、2030年までに10億円規模の基金を形成し、サステナブルツーリズムやリジェネラティブ農業など、先駆的な事業を支援することです。これにより、地域の資源を活かした産業の発展を促進します。

また、『次世代ネイチャープレナー・フェローシップ(事業・研究探求助成)』制度も設立され、自然分野に興味を持つ学生たちを対象に、現場での実践的な経験を積むチャンスを提供します。 これに向け、クラウドファンディングを実施し、支援者を広く募る計画です。おおよその目標額は180万円で、最終的には600万円を目指します。

ネイチャーポジティブな社会へ向けて



ですが、ネイチャープレナーの活動にはまだ課題も残されています。例えば、実際に自然を守る活動に対する投資が不足していることや、起業家や研究者のネットワークが希薄であることが挙げられます。ここで重要なのは、起業家や研究者、自治体が協力できるプラットフォームの構築です。

ネイチャープレナー・ジャパンは、こうした問題を解決するために、各界の専門家や協力者の知見を融合し、エコシステムを構築します。代表理事には、龍谷大学の深尾昌峰学長を据え、多様なバックグラウンドを持つ理事陣も顔を揃えています。

このようにNPJは、自然を守るだけでなく、経済の中での新たな価値創造を促進するために、幅広い活動を展開しています。私たちは、これからの時代、ネイチャープレナーが経済の主役として活躍する未来を一緒に描いていきたいと思います。

今後の展望



NPJの設立によって、自然を守ることが今後の新たなビジネスモデルとして確立されることが期待されます。これからの展開に注目が集まっており、地域経済の活性化に向けた一歩を踏み出すことができるでしょう。

ぜひ、あなたもこの新たな挑戦に賛同し、共に未来を支える一助となっていただければと思います。


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会社情報

会社名
株式会社エーゼログループ
住所
岡山県英田郡西粟倉村影石461-1
電話番号
0868-75-3058

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