日韓国交正常化60周年記念事業:韓国国立舞踊団の魅力を無料で体感
2025年に迎える日韓国交正常化60周年を記念して、韓国国立劇場が誇る国立舞踊団のダンス公演映像を無料で楽しめる上映会が開催されます。イベントは2025年8月28日、東京都の新国立劇場中劇場にて行われ、観客は特に韓国舞踊の新たな解釈を感じ取ることができる貴重な機会です。
上映作品について
今回上映されるのは、韓国舞踊劇の名作『ホドン Hodong』と幻想的な作品『夢遊桃源舞 Mongyudowonmoo』の2作品です。両作品は韓国の伝統と現代のアートが融合し、各々が異なる魅力を放っています。
『ホドン Hodong』
『ホドン』は、伝統的な韓国舞踊劇の名作『ホドン王子』を新たに解釈し直した作品です。演出を手がけたのは、韓国の著名な演出家イ・ジナ。2022年にこの新解釈が発表され、50名以上のダンサーが登場して壮大な物語が展開されます。全8章からなるこの作品は、伝統と革新が交差するエモーショナルな旅を提供します。
『夢遊桃源舞 Mongyudowonmoo』
もう一つの映像作品『夢遊桃源舞』は、朝鮮王朝時代の画家・安堅による「夢遊桃源図」からインスピレーションを得た幻想的なダンス作品です。振付を担当したのは、2018年の平昌オリンピック開閉会式で振付監督を務めたことでも知られるチャ・ジンヨプ。彼の振付によるダンスとメディアアートが高次元で融合し、観客を桃源郷へと誘います。
開催概要
このイベントは入場無料で、全席自由です。特に、韓国国立舞踊団の作品を大スクリーンで楽しむことができる貴重な機会となっています。こういった大規模な公演映像上映会は非常に稀少で、アートや文化に興味がある方には絶対に見逃せないイベントです。
- - 日 時:2025年8月28日(木)18:30
- - 会 場:新国立劇場・中劇場
- - 料 金:無料(全席自由)
- - お申込みフォーム:こちらから
この上映会は、日本と韓国の文化をより深く理解し、交流を促進する素晴らしい機会です。新国立劇場と韓国国立劇場が共同で取り組むこのイベントにぜひご参加ください。
韓国国立劇場と韓国国立舞踊団の紹介
韓国国立劇場は1950年に設立され、韓国の舞台芸術の中心地として、豊富なプログラムを提供しています。また、1962年に設立された韓国国立舞踊団は、伝統と現代的な作品を融合させることで、国際的にも高い評価を得ています。両団体が共に協力し、文化交流を図るこの機会が、さらなる理解と親睦の深化につながることを期待しています。