着物リメイクの新商品
2018-08-01 10:50:04

着物文化を身近に!持ち運び可能な鏡台「和装化粧品箱」登場

京都のデザインベンチャー、株式会社アイデアスプラウトと提携した東京山喜株式会社が、着物の帯を再利用して新たな商品「和装化粧品箱」を発表しました。この製品は、持ち運び可能な三面鏡を備えたデザインで、日常的に使う化粧品やアクセサリーを多く収納することができるものです。

着物文化をさらに身近に感じてもらうために開発されたこの箱は、特にリサイクル帯地を外装に使用しているため、誰でも楽しめる目新しい和小物としての魅力を兼ね備えています。お客様が店舗に持ち込む「おもいでの着物帯」をリメイクすることで、個々の思い出を形にすることができ、化粧タイムをより彩り豊かにします。

この大変ユニークなアイデアは、着物に興味がある人にも、これから始めたいと思う人にもおすすめです。化粧品ボックスとしてだけでなく、アイデアスプラウトと東京山喜株式会社が手がける新しいプレゼントの選択肢としても最適。さらに、海外からのお客様へのお土産としての利用も期待されています。

実際の購入は、全国の『たんす屋』の数店舗で始まっていますし、特に8月25日から28日に東京交通会館で開催される「たんす屋誕生祭」でも特別な販売が行われる予定です。この機会に、ぜひリメイク加工も検討してみてはいかがでしょうか。購入方法としては、お客様自身の持ち込み着物帯(袋帯)を用いたリメイクが可能で、加工料金は1個あたり1万円(税別)です。

東京山喜株式会社は、リユース着物ショップ「たんす屋」を運営しており、環境への配慮を意識した循環型社会を築くため、着物や帯をもっと多くの人に楽しんでもらおうと様々な提案をしています。これにより人々が着物のある生活を楽しむきっかけを提供し、日本文化をさらに活性化することを目指しています。

この取り組みは、環境保護や持続可能な生活の実現に向けての第一歩でもあり、着物文化を次世代に残していく重要な試みとも言えます。特に、長年家に眠っていた着物や帯を、こうした形で再利用し、蘇らせることは、持続可能な選択肢を求める現代にぴったりなのです。この「和装化粧品箱」によって、私たちの身の回りがどのように彩られるのか、楽しみにしている方も多いはずです。

会社情報

会社名
株式会社アイデアスプラウト
住所
京都府京都市左京区吉田河原町14番地京都技術科学センター本館地階B11号室
電話番号
075-3364-0307

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