株式会社ソラコム、SOC2 Type2保証報告書を受領
株式会社ソラコムが、2025年6月25日に内部統制を評価するSOC2 Type2保証報告書を受領したことを発表しました。これにより、同社の提供するIoTプラットフォーム「SORACOM」について、信頼性とセキュリティが評価されたことになります。この報告書は、米国公認会計士協会(AICPA)が定めた厳格な基準に基づいており、ソラコムの運用体制とその実効性が確認されたことを示しています。
SOC2 Type2とは
SOC2保証報告書は、クラウドサービスやアウトソーシング事業者が従うべきセキュリティ、可用性、機密保持といった基準に沿った内部統制を第三者が評価した結果をまとめたものです。ソラコムは、2024年6月に受領したSOC2 Type1報告書をもとに、SOC2 Type2報告書への移行に向けた取り組みを行ってきました。これにより、持続的かつ連続的な運用において、その信頼性が確認されています。
「セキュリティと信頼性は、グローバルな展開を目指すお客様にとって極めて重要です」と、ソラコムの最高技術責任者である安川健太氏は述べています。この報告書は、ソラコムの長期的な信頼性向上への取り組みを示すものとなっています。
IoTプラットフォーム「SORACOM」の強化
今回のSOC2 Type2保証を取得したことにより、ソラコムはさらなる信頼性を確保し、ユーザーに安心してサービスを利用していただける環境を整備しています。同社は今後も内部統制やセキュリティに力を入れ、世界中の企業に向けた信頼性の高いプラットフォームを提供していきます。
対象サービスの概要
- - 対象サービス: IoTプラットフォーム「SORACOM」
- - 評価基準: セキュリティ、可用性、機密保持
- - 報告書タイプ: SOC2 Type2
- - 対象期間: 2025年1月1日 - 3月31日
報告書の入手方法
SOC2 Type2報告書の開示を希望する企業は、SORACOMユーザーコンソールにログインし、サポートからのお問い合わせを行うことができます。また、SORACOMの利用を検討している企業は、
こちらから お問い合わせください。
ソラコムについて
株式会社ソラコムは、IoTプラットフォーム「SORACOM」を通じて、世界180以上の国や地域でIoT通信を支えています。このプラットフォームでは、製造業やエネルギー、農業、決済など様々な産業に対するIoTソリューションを提供し、持続可能な地域社会を構築する取り組みにも貢献しています。ソラコムの公式ウェブサイトは
こちら です。