BASFが新型殺菌剤「パビンコ®フロアブル」を発表
BASFジャパン株式会社のアグロソリューション事業部は、2026年4月13日に新しい農業用殺菌剤「パビンコ®フロアブル」を発表しました。この製品は、有効成分としてPavecto®(パベクト®)を含み、特に茶の主要な病害に対して高い効果を示します。これにより、現場の農業者に長年の課題である病害虫管理の新たな解決策を提供します。
新規作用機作の特異性
「パビンコ®フロアブル」は、FRACコードの新しいサブグループ「11A」に分類される唯一の殺菌剤です。この新しいグループは、既存の殺菌剤と異なり、耐性菌との交差抵抗性を示さないことが確認されています。このことは、農業者にとって農薬抵抗性管理の重要性が高まる中で、大きな利点となります。
主要な適用作物と防除効果
現在、パビンコ®フロアブルは茶、りんご、てんさいに対して作物登録を取得しています。特に茶では、炭疽病や輪斑病、新梢枯死症などの重要病害への優れた防除効果を期待されています。この性能により、特に日本の茶生産者にとって、気候変動の影響が増す中での防除策として非常に価値のある製品となっています。
企業の取り組みと未来
BASFのアグロソリューション事業部の富士宗一郎は、「我々は持続可能なソリューションを提供し続けることに全力を注いでいます。この新製品は、BASFの強力な研究開発力の結晶であり、農業者に新しい可能性を広げるものです」と述べています。これまでに開発された製品への追加として、今年3月には殺虫剤「エフィコン®SL」が上市されており、その後を受けての新たな展開です。
製品概要
パビンコ®フロアブルの詳細は下記の通りです:
- - 商品名: パビンコ®フロアブル
- - 規格: 500ml×20本/ケース
- - 登録番号: 第24789号
- - 有効成分: メチルテトラプロール 9.7%
- - 有効年限: 3年
- - 毒性: 普通物相当
- - 消防法: 非危険物
- - 販売流通: 系統
環境に優しい農業の推進
BASFは、環境負荷を低減しながら持続可能な農業を実現するための資源を投資し続けています。2025年には約9億9000万ユーロを研究開発に充て、パートナーや専門家と共に新しいソリューションを提供し続ける意向です。既存の作物システムにあわせたソリューションを提供することで、農業生産者とバリューチェーンの各ステークホルダーが最高の結果を得られるよう支援しています。
BASFジャパンの公式サイトには、さらなる詳細が掲載されています。新たな農業の未来を切り開く「パビンコ®フロアブル」をぜひご確認ください。