新感覚の豆乳発酵食品
2022-10-26 10:00:01

自然の恵みを活かした新感覚の豆乳発酵食品「マメルト」登場

新感覚の豆乳発酵食品「マメルト」の魅力



長野県長野市にある無農薬農家「maison KOIWAI」と、東京に本社を置くVEGANコンビニ&ファミレス『VEGAN STORE』の協業から生まれた新商品、豆乳発酵食品「マメルト」。この新感覚の製品は、従来の加工食品とは一線を画す特徴を持っています。その製法や味わいについて深掘りしてみましょう。

「maison KOIWAI」のこだわり



「maison KOIWAI」の農法は、農薬や肥料、堆肥、除草剤を一切使わず、耕作放棄地を活用して豊かな土壌を作り出すことにあります。主に大豆類を栽培し、それらをシンプルな方法で加工。自然の味わいを最大限に引き出すのが彼らの使命です。特に、豆類は根粒菌と共生しやすく、自然のサイクルを大切にした栽培が行われています。

「マメルト」の独自性



「マメルト」は、一口で言えば新しい発酵食品。大豆の風味を活かした濃厚な豆乳を、丁寧に乳酸発酵させることで作られています。この過程により、黒豆や赤大豆の色合いが変化し、グレーから濃いピンク、ピンクベージュ、さらには一般的な大豆よりも鮮やかな黄色になるのです。

近年の加工食品は、保存料や添加物を使用して品質の変化を最小限に抑えるのが主流ですが、マメルトは逆に、発酵を進行させながら提供されるため、賞味期限は短いものの、その新鮮さと味の変化を楽しむことができます。

現代の農業に対する疑問



「maison KOIWAI」の古岩井厚志氏は、最近のスマート農業やAIの登場について疑問を抱いています。生産性を重視した結果、効率的な農業が進む一方で、農薬や添加物の使用が問題視されている現状があります。「本当に持続可能な農業なのか?」と、自問自答する中、「maison KOIWAI」は伝統的な栽培方法に立ち戻り、手間暇掛けて育てた作物を大切に扱っています。

全工程を手がける想い



「maison KOIWAI」では、農業の工程を全て自ら手がけ、農産物が単なる製品ではなく「伝統工芸品」のように仕上がるよう心掛けています。失敗を重ねながらも、年々収穫量は増え、2022年にはVEGAN STOREの閉店後、植物性デイリーフード工場を立ち上げ、「マメルト」の製造を委託しました。

自然の恵みをもっと身近に



「マメルト」は、環境に優しい農業哲学のもと、手間を惜しまず丁寧に作られた一品です。自然の味わいを大切にしながらも新しい発見を与えてくれるこの製品を通じて、消費者にもその想いが伝わることを願っています。新鮮でユニークな食品とともに、自然に寄り添った食生活を提案する「maison KOIWAI」と「global meets合同会社」の取り組みは、今後も注目を集めることでしょう。

会社情報

会社名
maison KOIWAi
住所
長野県長野市田子502-2
電話番号
090-2424-1658

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。