愛子大仏20周年法要
2022-10-15 20:50:19

愛子大仏の落成20周年記念法要とチャリティイベントの様子

佛國寺での特別な一日: 愛子大仏の20周年記念法要



2023年に落成20周年を迎えた愛子大仏の記念法要が、仙台市の佛國寺で盛大に開催されました。本法要の目玉は、約16メートルの高さを誇る日本最大級の愛子大仏の背景に行われたセンダイガールズプロレスリングによる奉納女子プロレスです。

多くの来場者が訪れた法要



この特別なイベントには、約200名の観客が集まり、法要の祝福の瞬間を共にしました。法要中には、極楽浄土を象徴する散花が撒かれ、参加者は静かにその時を楽しみました。これにより、愛子大仏の20年の歴史を祝う場が一体感で包まれました。

迫力満点の奉納女子プロレス



オープニングに続いて行われた女子プロレスの試合は、地元で活動する『センダイガールズプロレスリング』によるもので、観客の熱気が感じられました。以下がその対戦カードです:
1. 岡 優里佳 vs 岩田美香(WIN)
2. 谷もも vs DASH・チサコ(WIN)
3. 愛海&水波綾 vs 橋本千紘(WIN)&優宇

選手たちのエネルギッシュな戦いに、観客からは歓声と拍手が湧き上がりました。熟練の技とスリリングな展開に、子供から大人までが楽しむ姿が見受けられました。

住職によるオープニングアクト



奉納プロレスの前には、住職自身が急遽結成したユニット「ナムー」によるオープニングアクトも行われました。観客は一緒に手拍子を打ち、会場は笑顔と和やかな雰囲気に包まれました。

チャリティイベントの開催



法要に合わせて開催されたチャリティイベントは、女性と子供の支援を目的としたものでした。参加団体には、任意団体のmia forza、一般社団法人COM’S、DiyCEが名を連ね、販売されたTシャツとステッカーから得られた収益の一部は、宮城県内のシングルマザーおよび一人親世帯に寄付されます。特に「ナムー」と描かれたTシャツは大人気で、すぐに完売するほどでした。

出店状況



また、佛國寺の駐車場では、スパイスカレーやクレープなどのキッチンカーが立ち並び、多くの来場者を楽しませていました。子供連れのファミリーもここで美味しい食事を楽しむ姿が目立ち、賑やかな雰囲気に包まれていました。

愛子大仏と佛國寺の歴史



愛子大仏は、JR仙台駅からわずか約10kmの距離に位置する佛國寺にあります。この寺は、長年にわたり地域の人々のために活動してきた東和聖林大和尚が創建したものです。当初は小さな伽藍でしたが、地域の寄付をもとに大きく成長し、今では多くの人々に親しまれています。

サステナビリティへの取り組み



佛國寺では、DXやSDGsに積極的に取り組んでおり、環境に配慮した活動を展開しています。具体的にはQRコードを用いてパンフレットをデジタル化し、紙の使用を減らす努力をしています。さらに、性別に関係なくパートナーと共に永代供養へ入るサービスも実現しました。

未来への思い



住職は、「困っている人の助けになりたい」との思いを持ち続け、孤立を防ぎ、地域社会の支え合いを感じられる活動を続けていきたいと語ります。このような背景を持つ佛國寺の今回の記念法要は、多くの参加者にとって特別な思い出となることでしょう。

このイベントは、ただの法要ではなく、人々の絆を再確認し、地域社会に希望を与える機会となりました。愛子大仏のさらなる発展と、佛國寺の新たな挑戦に期待が寄せられます。

会社情報

会社名
東北本山仙台佛國寺
住所
宮城県仙台市青葉区芋沢字大竹原49-1
電話番号

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