インダストリー・ワンと三菱HCキャピタルの業務提携
株式会社インダストリー・ワンと三菱HCキャピタル株式会社は、業務提携契約を締結しました。これにより、両社の持つリソースや知見を活用した新しいサービスの展開が期待されています。特に、デジタル化(DX)や新規事業開発に対する支援を強化し、企業の新たな価値創造を目指します。
提携の背景と目的
近年、企業は急速な事業環境の変化に直面しており、特にデジタル変革の必要性が叫ばれています。しかし、多く企業が人材不足やノウハウの不足から、新たな事業モデルの構築に苦労しています。このような状況を受けて、インダストリー・ワンと三菱HCキャピタルが提携を決定し、互いの強みを融合させることによる新たな価値の提供を目指すことになりました。
両社の特色
インダストリー・ワン
インダストリー・ワンは、主に三菱商事グループと連携し、多種多様な産業分野でのコンサルティング業務を展開しています。彼らの知見は新規事業の創出や顧客の問題解決に向けた析出型デジタル変革支援に強みがあります。また、「DXの社会実装をリードする」というビジョンを掲げ、日本全体の産業革新に寄与することを目指しています。
三菱HCキャピタル
一方、三菱HCキャピタルは、広範な顧客基盤を持ち、主にファイナンス業務を中心とする企業です。2023年度から2025年度にかけての中期経営計画では、「ビジネスモデルの進化・積層化」を強調しており、デジタルとデータ活用により高付加価値サービスの開発を進めています。この提携により、DXや新規事業の開発支援機能の強化を図ります。
提携の具体的内容
本提携では、インダストリー・ワンが提供するDXや新規事業開発に関するコンサルティングが重要な役割を果たします。三菱HCキャピタルはその顧客基盤を活用し、顧客のニーズや課題の洗い出しを行い、双方で共創チームを設立して新たな価値の創造に取り組む方針です。
主な取り組み内容
1.
コンサルティング事業: 三菱HCキャピタルの顧客が抱える課題に対するコンサルティングサービスを提供し、多様なニーズに応じた事業開発やDXの推進を支援します。
2.
新規事業創出: 両社の専門知識と資源を駆使し、新規事業開発を強化して顧客体験の向上と社会的な付加価値を創出していきます。
今後の展望
この提携を通じて、両社は段階的に協業体制を強化し、短期的な支援にとどまらず、顧客の新規事業を持続的にサポートしていく計画です。これにより、事業の発展を支え、日本におけるデジタル変革の加速を図ることを目指しています。
会社概要
代表者: 遠藤 翼
所在地: 東京都中央区京橋1-13-1 WORK VILLA KYOBASHI 8F
設立: 2021年6月
事業内容: DXコンサルティング事業およびDXプラットフォーム/ソリューション事業
ウェブサイト:
インダストリー・ワン
代表者: 久井 大樹
所在地: 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング
設立: 1971年4月
事業内容: 各種物件のリース・販売、各種ファイナンス業務等
ウェブサイト:
三菱HCキャピタル
この提携により、ビジネスの進化が促進され、多くの企業が抱える課題が解決されることを期待しています。