WARCの最新機能『smoove J-SOX』全社統制機能のご紹介
株式会社WARCは、内部統制業務のデジタルトランスフォーメーションを支援するSaaS『smoove J-SOX』において、全社的な内部統制に対応した新機能を導入しました。この新機能は2025年10月から提供が開始され、全社的な内部統制の整備・評価プロセスを大幅に効率化します。
全社統制機能の背景
内部統制の整備は、企業にとって重要な課題ですが、実際には多くの企業が管理負担や情報の非効率性といった困難に直面しています。特に、子会社や複数の拠点を持つ上場企業では、それぞれの商業ルールや管理方法が異なるため、全社的統制の運用が標準化されていないという問題が山積しています。このような環境下で、WARCは全社統制業務の運用方法を統一化するアプローチを提案しています。
主な課題
1.
運用方法の不一致: 子会社や拠点により運用方法が異なることで、管理負担が増加し、全体状況の把握が困難になります。
2.
証憑の分散管理: 証憑が複数の場所に分散しており、親会社がそれを集約する際に多くの手間がかかります。
全社統制機能の概要
この新しい全社統制機能は、以下の2つの主要なポイントがあります。
統一的な管理体制
『smoove J-SOX』により、親会社はクラウドプラットフォームを介して、全社的な内部統制の整備状況や進捗をリアルタイムで把握できるようになります。また、金融庁の実施基準に基づいて設計されているため、全社的な品質の均一化が期待できます。
グループ全体の文書と証憑の一元管理
全社統制に関する評価項目や入力項目が共通化され、統制文書と証憑を同一画面上で管理することが可能になります。この手法により、業務の非効率性が改善され、担当者はより重要な評価業務に集中することができるようになります。
株式会社WARCは、業務の円滑な移行を支援するために、全社統制文書の作成・移行をサポートする機能も提供しています。実務で広く認知されているテンプレートを利用すれば、初めて全社統制文書を作成する企業でも安心して進めることができます。また、Excelデータのインポート機能も実装されており、従来の文書も活用しながら効率的に移行できます。
内部統制業務のデジタル化
「smoove J-SOX」は、内部統制業務の効率化と品質向上を目指したSaaSです。操作性に優れ、従来の方法に比べて作業時間を50%以上削減することができます。これにより、内部統制担当者は本来の業務に注力し、全体的な業務効率の向上を図ることが可能です。
今後の展望
WARCは、「smoove J-SOX」を通じて、企業のガバナンスを支援し続けることで、内部監査やリスクマネジメントなど、より多様な分野への拡大を図ります。日本における「ガバナンスプラットフォーム」としての確立を目指し、さらなる機能拡充を進めていく予定です。
まとめ
新機能を搭載した『smoove J-SOX』は、企業の内部統制業務を効率化し、管理体制の強化に寄与することを目指しています。詳細については、WARCの公式ウェブサイトで資料請求やお問い合わせが可能です。今後の動向に注目しましょう。