コシナがフォクトレンダーの新交換レンズを発表
長野県中野市に本社を構える株式会社コシナが、自社設計・開発・製造によるフォクトレンダーブランドの新しい交換レンズ、
NOKTON 35mm F1.2 Aspherical IVと
NOKTON 50mm F1.2 Aspherical IIを発表しました。これらの新モデルは、2025年5月23日より発売される予定です。さらに、別売フードの
LH-14と
LH-15も同時に展開され、これによりユーザーはさらに柔軟な撮影スタイルを楽しむことができます。
新シリーズの特徴
デザインの進化
今回発売される新レンズは、前モデルにあたる
NOKTON 35mm F1.2 Aspherical IIIおよび
NOKTON 50mm F1.2 Asphericalの後継モデルです。外観デザインにおいては、レンズ先端部分のカラーをシルバーからブラックに変更し、美しい仕上げを施しました。また、全体的に引き締まった印象を与え、スタイリッシュな姿となっています。
軽量化と携帯性
新しいNOKTONレンズは、軽量化にも成功しました。35mmレンズは332gから300gへ、50mmレンズは347gから322gへと、それぞれ軽減されています。このことで、卓越した大口径レンズながらも、より機動性に優れた製品に生まれ変わりました。外での撮影や長時間の使用にも最適です。
性能の向上
両モデルは、高性能な非球面レンズを採用し、開放から安心して使用できる画質を誇ります。特に、F1.2の大口径は、大きなボケを表現するのに最適で、プロのフォトグラファーにも愛されてきたスタンダードレンズとしての実力を引き続き発揮します。特に,
NOKTON 35mm F1.2 IVでは、ピント操作が可能なマニュアルフォーカスが実現されており、使用感もさらに向上しています。
撮影の可能性を広げる
各レンズには12枚の絞り羽根が採用されており、美しいボケ味を生み出します。また、両モデルには距離計連動システムが内蔵されており、撮影時の使い勝手も良好です。さらに、レンズフードはリバース装着が可能で、収納時にも便利です。
価格と商品詳細
- - NOKTON 35mm F1.2 Aspherical IV: 希望小売価格 ¥148,500(税込)
- - NOKTON 50mm F1.2 Aspherical II: 希望小売価格 ¥148,500(税込)
- - 別売フード LH-14: 希望小売価格 ¥13,200(税込)
- - 別売フード LH-15: 希望小売価格 ¥16,500(税込)
結論
コシナの新モデルは、性能、デザイン、実用性のすべてにおいて高められた製品です。撮影に新たな可能性をもたらすこれらのレンズは、プロアマ問わず、多くの写真愛好者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。2025年5月の発売を前に、是非ともその購入を検討してみてください。
【会社情報】
株式会社コシナは、長野県中野市に本社を置き、ハイエンド光学デバイスを手がけるメーカーです。光学デバイスの設計から製造までを一貫して行い、最高の品質を追求し続ける姿勢が評価されています。